旅先で眠れないあなたが、意外とやっていない「基本のスリープハック」
ここに紹介するのは、心地良く眠るためのひと手間です。ごく初歩的なことなので、劇的に睡眠の質が上がるかどうかはさておき、「旅先でいつも眠れない」という人は試してみてもいいんじゃないでしょうか。
長年にわたり不眠に悩む人たちをサポートしてきたLauren Harburyさん。環境の変化にすんなり順応するための5つの解決策を紹介しています。
新しい場所を訪れ、新しい食べものに出会い、新しい友達をつくる。旅はあらゆる価値観を自分に与えてくれるもの。けれど満喫するためには、旅先での「睡眠の質」には注意を払う必要があります。
疲れているのに不眠で体調が悪くなったり、イライラしていては、せっかくの旅行も台無しですから。
そこで、ホテル選びをするときは熟睡できる環境かどうかをよく見定めましょう。快適な睡眠を得るためのグッズも注視すべきポイントです。
01.
室温を整える
睡眠時に心地良いと感じる室温は、人それぞれ違います。エアコンの設定温度はいつも何度くらいか覚えていますか?寝室が暑かったり、寒かったりするようならば、自分の体に合った室温へと整えておくことをお勧めします。
普段の布団とも違います。まずは布団に入った感じの適温を見つけることから始めましょう。
02.
枕の高さを調節する
どうしたら一番寝心地の良い枕の高さになるかを考え、重ねてみたり、くぼみをつくったりして、自分のアタマにしっくりくる形を見つけましょう。2分ほど枕の上にアタマをのせてみて違うと感じるようならば、形を変えたほうがベター。
また、枕が眠りにもっとも重要だと思えるならば、旅先に持参するのも一考です。
03.
アイマスクをつける
真っ暗でないと眠れない、という人がいます。あると便利なのがアイマスクです。カーテンの隙間から街灯や月明かりが、差し込んでくるかもしれません。これひとつで安眠できるならば、用意しておくくらい何のことはありませにょね。
04.
ロウソクで部屋を照らす
ちょっと変に聞こえるかもしれませんが、ロウソクの炎にはリラクゼーション効果があります。やさしい暖色に包まれた部屋で、心を落ち着かせてから眠りに就いてみてください。
05.
深呼吸して体の力を抜く
腕と脚の力を抜いて、目を閉じましょう。その状態でゆっくり呼吸すると、力の入っていた体がどんどん柔らかくなっていくように感じるはずです。この時点でうとうとして来るかもしれませんよ。
こうして体の状態を整えたら、以下3点は守ってほしいところ。すべては快眠のためです。
・少なくとも15分は携帯を触らない
・脳を休めるためにニュースは見ない
・軽くても運動は体を起こしてしまうから避ける
観光スポットをリサーチするのと同じように、いかにして安眠を得るか、そのための行動を。