寝溜めはダメ? 改めて「睡眠」について知ろう
睡眠は大切──こんなことは生活するなかで頻繁に耳にしているだろうが、意外と睡眠について詳しい人は多くないのでは?
ということで、アメリカの雑誌『Good Housekeeping』デジタル版に掲載された睡眠に関する記事より、そのエッセンスを紹介したい。
まずは、理想とされている睡眠時間について。
米慈善団体「National Sleep Foundation」は、年齢別に下記のような睡眠時間を推奨している。
6〜13歳:9〜11時間
14〜17歳:8〜10時間
18〜64歳:7〜9時間
65歳以上:7〜8時間
ただし、無理に就寝したり起床したりすると逆効果になる可能性もあるため、それぞれの生活にあった睡眠サイクルをつくり上げることが大切なのだという。
つまりは、「時間」と同じくらい重要な「質」を高めるため。質のいい睡眠ができていない場合は、代謝障害や免疫低下などが起きてしまうとのこと……。
ちなみに、足りない睡眠時間を補う「寝溜め」を行う人は、日常的に睡眠不足の人と比較して、健康状態が良くないという研究結果もあるとのこと。
仕事などでなかなか思うように寝られていないという人は、これらの情報は頭に入れておいてもいいかもしれない。
Reference: How Much Sleep Do You Really Need? Reviewing Healthy Sleep Ranges for All Ages / Good Housekeeping
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