リコーダー十重奏で「ハロー、気分は最低だろ?」
音楽史に燦然と輝くスタンダードナンバー、その知られざるカバーバージョンをディグりまくる連載企画、『disCOVER!』。
今回ピックアップしたのは、ニルヴァーナの大ヒット曲「Smells Like Teen Spirit」です(アルバム『Nevermind』収録)。
個人的にこの曲の“厭世感”にまみれまくった歌詞が好きなのですが....もしまだ知らなくて、気になる方がいたら調べてみてください。というか、今から紹介する映像は、ぜひ曲の意味を知ってから観ていただきたい。
ほほえましさもあり
ぬぐえない“違和感”もあり...?
「Smells〜」のミュージック・ビデオをみていたら、こんな映像をみつけました。ニルヴァーナをリコーダーで十重奏。しかも場所は体育館。アルトとソプラノのパートを兼任している子もいますね。リコーダーの旋律は、原曲とはまた全然違った怪しさを漂わせます。
なんですが、どうもわたしは“違和感”を抱いてしまうわけです。この子たち(大人のような方もいますが)この曲の内容わかっているのでしょうか....?いやもしかしたらこれも何かのデモ活動?....とか色々うたがってはみますが、たぶん練習風景を記録しているだけなのだと思います。みんなおなじライトブルーのTシャツを着ているのも、なんだか可愛いです。
あと....右から5番目に立っている美少女。思いっきり踏んでいますね、楽譜。こういうのも気になっちゃいます。