「Zoom」でミュージックビデオを作ったバンドが話題
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で拡大するなか、クリエイティブやエンターテイメントの領域では、コンサートの中止や映画制作の中断など大きな影響を受けている。
「Thao & The Get Down Stay Down」もその影響を大いに受けたアメリカのバンドだ。
バンド、クルー、ダンサーが集まることができない環境で、ミュージックビデオの撮影計画がキャンセルせざるを得ない状況に......。
しかし、そこはさすが創造性に富んだ音楽シーンの住人たち。ミュージックビデオをリモートで制作するアイデアが持ち上がり、制作前の会議から5時間に及ぶリハーサル、そして本番の撮影と、すべてが「Zoom」を使っておこなわれた。
そして、完成して動画がコレだ!
© Thao & The Get Down Stay Down/Youtube
バンドメンバーが画面のなかで振り付けをしたり、一人の人間の身体を表したり、コマ割りされたミーティング画面などもうまく利用されている。
世界中を巻き込むパンデミックでも、人間の創作活動は止められない。行動の自由が制限されているときこそ、クリエイティビティを発揮するチャンスなのかもしれない。
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