稀代のロックスターが“画家”として再発見された日。

この8月にアメリカはシアトルで開催された大規模な美術祭「シアトル・アート・フェア」。その展示の大きな目玉のひとつが、ニルヴァーナのフロントマンにして稀代のロックアイコン、カート・コバーンの筆による数々の絵画やスケッチだ。

アルバム『Incesticide』(1992年リリースの絶品Bサイド集)のアートワークの原画をはじめ、中には1994年の死去以来ずっと倉庫で眠ったまま本邦初公開となった貴重なものも含まれていて、現場は多くの来場者で賑わったそう。今回の「シアトル・アート・フェア」で展示されたいくつかの作品をご紹介しよう。

 

稀代のロックスター “画家”として再発見

Incesticide

acrylic mixed with oil 53 x 41 1/4 inches 134.6 x 104.8 cm 

稀代のロックスター “画家”として再発見

Fistula

acrylic mixed with oil 41 1/4 x 41 1/4 inches 104.8 x 104.8 cm 

稀代のロックスター “画家”として再発見

Crackbabies

11 x 14 inches 

稀代のロックスター “画家”として再発見

Pink Face

稀代のロックスター “画家”として再発見

Untitled

アメコミ風のスケッチも

稀代のロックスター “画家”として再発見稀代のロックスター “画家”として再発見稀代のロックスター “画家”として再発見

まだ未公開の作品が多数!?

これらの作品を間近に見ようと、会期中は上のLucasさんのような“カート信者”が数多く来訪。未だ衰えない影響力を感じさせた。

主催者の話によると、カートのエージェントはこの他にも未公開の絵画や彫刻作品を多数保有しているそうなので、そう遠くない未来に日の目を見ることを願ってやまない。

Licensed material used with permission by UTA Artist Space
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。