クリエイティビティを引き出す「ナイキのNY新オフィス」

ポートランドに広大な本社を構えるNIKE。まるで大学の構内のように、クライミングウォールやジム、レストラン(社員用)など、ファリシリティも充実していることで知られています。

この6月、ニューヨークに新オフィスを開設。こちらも“NIKEらしさ”満点でした。

バスケットコート完備の
充実したオフィス

新拠点は、エンパイア・ステート・ビルディングのほど近く。全6フロア、総面積約14,000平方メートル。これ、NYにしてはかなり広々としたスペースです。

特筆すべきは、屋内にフルバスケットコートがあること。400人分の観覧席まで備えたこのコートは、従業員はもちろん、地域の人たちも気軽に利用することができるんだそう。

オフィス内の装飾は、ニューヨークのアーティストMicah Belamarich氏によるもの。マイケル・ジョーダンを描いたモザイク画が壁を彩ります。

タイルで作られた会議室や図書館など、オフィスの中はまるでインスタレーションのような空間になっています。

このワークスペースで働くことで、ここに在籍するおよそ180名の従業員からよりクリエイティブな発想が引き出されるんでしょうね。

マンハッタンのスポーツシーンが
ここから生まれる

ところで、なぜ今NYに進出してきたのか。どうやら新製品をより迅速に東海岸へと届けるハブとしての機能を果たすためだとか。

そもそもオレゴン州生まれのNIKEですが、NYとの密接な関係は昔から。マンハッタンのスポーツシーンを活気づけようと、高校生のバスケットボール大会へ協賛したり、ランイベントを開催したりと、世界のヒトとモノとコトが流転するこの地に根づく活動を続けていたのです。

新たにNYをスポーツで活気付けるプロジェクト「New York Made」を立ち上げました。アーティストKAWSと、ストリートバスケコートにペイントを施して話題となったのもその一環。

なにやら、楽しいことがどんどんここから生まれそうですね。

Licensed material used with permission by NIKE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。