描いて精神統一する「ゼンタングル」の絵

ムンク、ゴッホ、ピカソ…誰もが一度は目にしたことがある有名どころの絵。それらをポップなトーンで落書きしているのは、バングラデシュのアーティストDoodlebug。緻密な作風は、紛れもなくペン一本で描かれたものだ。

このアートは、繰り返し同じパターンを描くことで意識を集中させる「ゼンタングル」というもの。ゼンは「禅」、タングルは「絡まる」を意味する造語。煩悩を捨てて精神統一ができ、ストレス解消へとつながるものなのだとか。

#1  
「叫び」
エドヴァルド・ムンク 

#2
「自画像」
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

#3
「人の子」
ルネ・マグリット

#4
「真珠の耳飾りの少女」
ヨハネス・フェルメール

#5
「モナ・リザ」
レオナルド・ダ・ヴィンチ

#6
「接吻」
グスタフ・クリムト

#7
「老いたギター弾き」
パブロ・ピカソ

ひとつの作品にかける時間は、およそ3〜4時間にも及ぶらしいが、Doodlebugにとっては、とても大切な時間だという。ペンと紙があればどこでもできる不思議なアート。精神統一のために、今度試してみてはどうだろう?

Licensed material used with permission by Doodlebug Project
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。