セックスの満足度を下げる「悪しき習慣」にドキッ。
相性がどうのこうのという前に、まず自身の生活を改めよ。「Elite Daily」のAnjali Sareen Nowakowskiさんのアドバイスを一言にまとめると、そういうこと。もちろん、ベッド上での“創意工夫”も大歓迎ですが、じつは意外と身近なところにも改善点が潜んでいるかもしれません。
01.
そもそも
運動をする習慣がない
セックスライフに満足がいかないのなら、まずは、日常に運動を取り入れてみましょう。
The Professional Wingmanの創業者であり恋愛アドバイザーであるThomas Edwards氏によると、良いセックスライフに最も効果的なのは体を鍛えることなのだとか。運動量が不足していると、性欲やエネルギー、スタミナまでもが低下するといいます。そんな彼から一言。
「セックスに大事なのは、やっぱり体。だからちゃんと運動をして、引き締まった体型を保つことが大切です」
日々の生活に運動を取り入れると、心臓や肺も強化される上、色っぽさにも自信がつくはず。さらに健康に気を配ると精神的にも安定するので、パートナーと上手く関係を育めるでしょう。
基本的に人は、運動をするとハッピーになるもの。そうして幸福度が上昇すると、性欲アップにも繋がります。
02.
食生活が乱れ気味
健康的な体を手に入れるためには運動に加え、健康的な食生活が肝となります。中でも性欲を低下させてしまうのは、砂糖やアルコール、そしてカフェインの摂取、とEdwards氏。これらを毎日取り入れていると体がダルくなり、疲労を感じやすくなるのだとか。
とにかく自然食品、それから新鮮な果物や野菜を十分に摂取しましょう。加えて、体に悪影響を及ぼす危険フードを知っておくこと。たとえば乳製品の過剰摂取は、性欲の低下やホルモンバランスの乱れにつながるそうなので、控えておきたいところ。
03.
睡眠時間が短く
いつも眠たい
睡眠なしでは、運動やヘルシーな食生活から手に入れたせっかくの健康も水の泡。これらが一つでも欠けてしまうと体はベストな状態を発揮できなくなってしまうので、セックスも行き詰まりになってしまいます。
現実問題として、多くの人が理想とされる「7〜9時間の睡眠」をとれていません。でも、睡眠時間を少し増やすだけでもセックスは気持ちよくなるもの。睡眠が足りないと、体は100%の力を発揮できないまま物事をこなそうとするので、脳の回転も遅く、疲れやすく、「早く眠りにつきたい」という願望だけが頭をぐるぐる回ることに。
十分な睡眠をとることは仕事にも素晴らしい効果をもたらしてくれる上、パートナーとのセックスライフにも磨きをかけてくれますよ。
04.
寝室が散らかりすぎ
こんなことは思いもしないかもしれませんが、セックスをする環境を清潔にするだけでも意外と盛り上がりやすくなるもの。
あまり深くこだわる必要はありませんが、二人がその気になるムード作りは大事。「洗いたてのシーツを使ったり、とにかくセックスをするのに心地良い環境を作っておくことです。良い香りのするキャンドルを灯したり、お気に入りのプレイリストを流したり…二人がリラックスできる空間作りを心掛けましょう」とEdwards氏。
この空間作りこそが、セックスを促す潤滑油になります。
05.
パートナーとの距離が
近すぎる
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、実は二人の距離が近すぎると、セックスライフは渇き気味になってしまうそう。
セラピストであり恋愛アドバイザーのKate Moyleさんによると、あまりにも関係が安定していると性的緊張が薄れてしまうのだとか。
同棲していると余計に距離が保ちにくくなるものですが、そんなときこそ「二人の間のセクシュアリティとロマンスは未だ健全」と自分に言い聞かせることが大事、とMoyle氏。
「家庭を築く中でも、二人の男女関係を大事にすることです。相手をその気にさせるメッセージを送ってみたり、性欲をそそるマッサージをしてみたり。新しいことをするのも◎。とにかくお互いが恋愛対象であると言い聞かせることが大切です」
そこまで複雑に考えず、少し努力すれば改善できるもの。彼女の言葉には、気づかされるものがあるでしょう。
「長く付き合うほど、努力することを忘れてしまうものなのです」
06.
普段からの
コミュニケーションが不十分
寝室の外で関係がうまくいっていないと、やっぱりセックスライフも空回りしてしまうもの。
話し合いを避けてしまうのは、素直な気持ちを伝えることに臆病になっている証拠。でも最高のセックスを手に入れるためには、自分が何をしてもらいたいかを相手に伝えることが必要不可欠です。
セックスのニーズが満たされていないと思うのなら、まずは二人の関係改善に取り組むといいかもしれません。普段から良好な関係を築いておくと、セックスライフにもきっと良い影響があるはず。
07.
自分の体を知らなすぎる
Edwardsさん曰く、セックスライフに欠かせないことの一つは、自分の体を知ること。
そんなシンプルなことが…と疑心暗鬼になってしまうかもしれませんが、自分の体に合うこと、合わないことを知るだけでもセックスの質はアップするもの。
「自慰行為は、自分にとって『気持ちいいこと』を知る近道なんです。何をどれくらいすることで気持ちよくなるのかを知りましょう。自分を知ることでパートナーにも伝えることができます。それに自慰行為は心臓、免疫、そして心にもいい効果をもたらす健康的な行為なんです」