「ウイルス感染リスクを下げるセックスに関するアドバイス」発表
新型コロナウイルスの感染拡大によって“ソーシャルディスタンスを保つこと”を基本とした新しい生活様式が定着しつつあるが、性行為についてもさまざまな意見が出ている様子。
HIV/AIDSの感染予防や支援活動をおこなっている英国の「テレンス・ヒギンズ財団」は「新型コロナウイルスの感染リスクを下げるセックスに関するアドバイス」を公式サイトで発表した。
もっとも安全な方法としては、マスターベーションやアダルトグッズ、また電話やオンラインでのセックスなどが推奨されており、なるべく家庭内でセックスが好ましいとのこと。
ただし、完全に控えることは難しいので「セックスを目的に人と会わないこと」「キスを避けて、マスクを着用すること」「対面していない姿勢を維持すること」「コンドームを着用すること」などで感染リスクを下げられると記載されている。
また、もしもどちらかの具合が悪い場合はセックスをしてはいけないことは明らかであり、性行為のまえには20秒以上の手洗いをすることを推奨。
同財団は“セックスや親密さを求める気持ちと新型コロナウイルスを広げるリスクのバランスを取る方法”を考えて見つけなくてはならないと主張している。
性行為に関する新たな日常も、それぞれが考える必要がありそうだ。
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