移りゆく時代のはざまで、「静かに息をする」キューバの姿。
キューバといえば、カラフルなクラシックカーが街中を走るイメージがいちばんに頭に浮かんでくる。アメリカとの国交が回復された直後、ノスタルジックな街の様子は、しばしばメディアに取り上げられた。
だが、ここに紹介するキューバは、サルサにラテンミュージック、陽気なかの国の印象とは真逆、彼らの日常。
『Windows into Havana』と題されたように、大通りを歩いていては決して目にできない世界。小道に入ってはじめて目の前に現れる、新時代とこれまでの古い時代のはざまで息をする「アンニュイなキューバ」だ。
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