路地裏から見た「キューバ」という国の素顔(写真30枚)
キューバを訪れた人が口を揃えて言うのが、独特の「おおらかさ」だ。観光客が訪れようと気兼ねなく、気楽に自分たちの日常を楽しむ姿がある。そこには、社会主義国ならではの一定の平等感や幸福感がにじんで見えるそうだ。
ここに紹介する一連の写真からも、彼の地に暮らす人々のおおらかさを感じることができるかもしれない。
いま、ここにあるキューバ
2015年7月20日、キューバは1961年の断交から54年ぶりにアメリカとの国交を回復した。禁輸緩和で攻勢をかけることが予想されるアメリカに対し、半世紀ぶりに時計の針が動き始めたキューバは、今後どう変化し、変わらずにいるだろう?
イギリスのフィルムメーカー「York Place Studio」が、ハバナ、トリニダの2都市で撮影を行ったものそうしたキューバの変化を前に「今」を捉えておきたかったからだそう。50年代のクラシックカーやコロニアル様式の建築ばかりが、この国の主役じゃない。