一食22万円!?世界最高級の「あやしい」ディナー

「最高級ディナー」と言われて思い浮かべるのは?

一般的には夜景の綺麗な高層レストランとか、豪華客船での優雅なディナーパーティーとか、そんな感じだろう。でも、このスペインのイビサにある世界一高級なレストランSublimotion」でサーブされるようなものを想像できた人は、ほとんどいないハズ。

あらゆるプロを集結した
かつてない最新“美食ショー”

ここで出てくるのは、VRやプロジェクションマッピングといった最新技術を駆使するディナーショー!謎めいたイリュージョンに包まれながら、超一流シェフの料理を堪能できてしまうという。

音楽、アート、ドラマ、イリュージョンを融合させ、すべての感覚を呼び覚ますディナーを提供します。シェフ、デザイナー、エンジニア、セットデザイナー、建築家、振付師や脚本家など、あらゆる分野のスペシャリストを結集した、世界初の試みを堪能ください

運営側の言葉からも、このショーがタダモノじゃないことが伝わってくる。

洗練された音響・映像設備のついたテーブル、座っているだけで音と映像で次々と取り巻く世界が変わり、おいしい料理が目の前に。まるで『美女と野獣』のディナーシーンか、『ハリー・ポッターシリーズ』に登場する魔法の食堂みたい。

VRを使った料理があったり…

ディッシュが上から吊るされて降りてきたりと、飽きない工夫がそこかしこに仕込まれた魔法の空間。

映像と音楽で
多様な世界観を演出

“ディナールームの百面相”ともいうべきか。壁の映像と演出でまったく違う世界観を作り上げているけれど、よく見ればどれも四角い机に椅子12脚の同じ部屋

決して開放的だったり、豪華な空間ではないのに、レーザーライトや映像のおかげで閉塞感や寂しさはゼロ。それどころか、入り口も演出で隠されてしまうので、現実を忘れて食事をしつつ、どっぷりとドラマティックな幻想に浸ることができるようだ。

もはやエンタメ、お一人様約22万円とプライスも超高級。

でも、いつかは料理に科学テクノロジーを盛り込む演出が、庶民のレストランに広まる日もくるのかもしれない。

どのくらいぶっ飛んじゃってるかは、以下の動画がよく示してくれている。いざ、イリュージョンの世界へ。

Licensed material used with permission by Palladium Hotel Group
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。