棚に眠るツナ缶で、今日のディナーは「絶品パスタ」
料理愛好家たちは、余りものがあると即座に「これを使って何がつくれるだろう……」と考えてしまうのがクセだと聞いたことがあります。「Food52」のNicholas Dayさんもその一人。
今回余ってしまったのは、ツナ缶。サンドイッチか?それともおかずか?
いいえ、彼女がつくったのはツナが主役のパスタディッシュ!
ただ余ったツナを絡めるだけじゃなく、ナッツを入れたり、パスタの種類を少し変えてみたり。このレシピから、お好みで多少アレンジしてもおいしくいただけるそうなので、冷蔵庫の中身をスッキリさせるのに使えるレシピかも。
余りものでパッとつくる
ツナ缶パスタ
今回は『The Zuni Cafe Cookbook』に載ったレシピを少しアレンジしてご紹介します。
考案者のジュディ・ロジャーズさんは、余ったツナの保存方法に困って、このレシピを思いついたのだとか。むずかしくはありませんし、そのおいしさに顔がほころぶはず。
ロジャーズさんのレシピはこの本に載っていますが、私は彼女のレシピを少しアレンジして、オリーブオイル漬けのツナの缶詰を使用しました。ロジャーズさんはパスタにペンネ、ツィーテ、そしてディタリーニをおすすめしていますが、私はペルチャテッリをチョイス。これでもおいしく仕上がります。
さらには、彼女が提案するクルミをパインナッツに置き換えてみましたよ。
材料:4人分
パスタ:455g
オリーブオイル:1/2カップ
レモンの皮(細切り):大さじ1
ベイリーフ:1枚
唐辛子フレーク:大さじ1/2(お好み)
黒こしょう:小さじ1/2(お好み)
ニンニク(細かく切る):2片
フェンネルシード:小さじ1/4
パインナッツ:1/4カップ
ケッパー:大さじ2
プレザーブドレモン(水でゆすぎ細かく切る):大さじ1(お好み)
オリーブオイル漬ツナ:340g(量は前後してもOK)
作り方
【1】大きなポットで塩を振った水を沸かす。
【2】小さなフライパンにオリーブオイルを垂らして、レモンの皮、ベイリーフ、唐辛子フレーク、黒こしょう(お好み)、ニンニク、フェンネルシードを入れる。15分ほど弱火で炒めて、具材の味を染み込ませる。そこにツナ、パインナッツ、ケッパー、そしてレモンの塩漬け(お好み)を入れる。ツナをやさしくバラつかせて、温める。炒めすぎないよう注意。
【3】水が沸騰してきたら、パスタをアルデンテに茹でる。よく水を切り、ボウルで先ほどのツナと混ぜたらできあがり。