こんなに傷つけられても、あなたはまだ、彼を愛してる。
パートナーとの付き合いが長くなると、当然愛の形も変わってくるもの。
素直に意見を伝えられるようになるからか、ケンカの回数が増えることも…。すると、いつしかちょっとしたケンカを「別れのサイン」と読み取るように。
でもじつはその関係、まだまだ良いものになるポテンシャルを秘めているかもしれませんよ?今諦めちゃっていいんですか?
別れを思い悩むカップルの救いとなる記事を書くのは、「Elite Daily」のAnjali Sareen Nowakowskiさん。
01.
いくらケンカをしても、
「やっぱり一緒にいたい」と思える
すぐに言い合いになってしまう時期は、「別れ」を考えることもあるでしょう。
それでも、まだ未来があるならケンカが増えても「幸せ」と思う時間は消えないはず。
カフェ巡りや金曜の映画鑑賞…付き合い始めの頃から一緒にやっていて「幸せ」と思えたことを、「まだ一緒にやりたい」と思えるのなら、関係はセーフ。
どれだけケンカをしても、最終的に彼の元に戻りたいと思うのなら、諦めるべきではありません。
02.
ケンカの理由は彼ではなく、
外部のストレス
一度立ち止まって考えてみましょう。
あなたが今落ち込んでいる理由は、彼ですか?
それとも、彼以外の人生のいろいろ?
日常の変化や仕事のストレスが溜まると、まるで全てのことが上手くいっていないように思えるもの。でも、他のストレスにやられているだけなら、彼に非はないはず。
一度冷静になって、問題の根元を探りましょう。
もしパートナーに害がないなら、二人の関係を別れに追い込まず、彼との関係を上手くいかせる方法を考えてみましょう。ストレスを上手くコントロールする術さえ身につければ、関係がぐらつくこともないはずです。
03.
彼以外の誰かと一緒になることが
想像できない
彼以外の相手とのセックスやデートに違和感を感じるのは、まだ一緒にいたいと思っているサイン。
もし本当に関係を終わらせたかったら、心はすでに新しい出会いへと動いているはずです。「彼一筋」という誠実さはどんどん薄れるし、遊びの関係を楽しめるでしょう。
新しい男性との関係に心弾まず、むしろ不安や反感を感じるのは、まだ彼を愛しているサインです。肉体的にも精神的にも「今の彼がいい」と思うのなら、きっとその関係は続けるべき。
04.
気持ちが落ち着いているときは、
普通に話し合える
ケンカは付き合いたての頃より激しくなっているかもしれませんが、気分が穏やかなときに腹を割って話し合うことさえできていれば、まだ関係は悪くないと言えるでしょう。
別れを目前としているカップルとは、口を開くとすぐケンカになってしまうので、まともに話すらできないものです。
気持ちが穏やかなときは普通に会話ができるのなら、努力次第で関係も修復可能ということ。「言い合い」ではなく、「話し合うこと」にフォーカスを当てましょう。意識をシフトするだけで、無意味なケンカの回数も減らせるはず。
05.
「別れたい」と思うのは、
ケンカをしているときだけ
悲しくても、嬉しくても、楽しくても…感情問わず常に「別れたい」と思っているのならもちろん別れるべきです。
上手くいっていないときに「別れたい」と思うのは、ストレスに対する反応である可能性が高いので、「終わりにするべきサイン」と読むにはまだ早すぎるでしょう。
一人の相手と長く付き合っていくことは、難しいことです。どんなに理想的なカップルでも、関係をこのまま続けるべきかどうか、一度や二度は思い悩んだはず。
一時的な心の沈みで、別れは切り出さないほうが吉。
06.
まだ一緒に笑うことができる
そもそもの恋の始まりとは、笑いを共有することにあるのでは?
関係が上手くいっていない中でも、一緒に笑うことができるのなら、まだ希望を捨てないこと。
なぜなら笑うこととは、ストレスやケンカしていたことすら忘れさせてくれる緩和剤だから。とは言え、どんなに幸せなカップルでも乗り越えなければいけない壁に直面します。ひょっとしたら、それは乗り越えるのに何週間もかかるかもしれません。
でも、簡単に相手を笑わせることができるのなら、まだお互いを幸せにできる証拠。
笑うことや愛し合うことにフォーカスを当てることができれば、関係にもっとポジティブな要素を取り入れられるようになります。
07.
彼がいない未来を想像できない
別れを考えた時、最初に感じるのは悲しみですか?それともワクワク感ですか?
彼のいない未来を想像したときにほっとするどころか、悲しい気持ちで溢れかえっているのなら、その関係はまだ終わらせるべきではありません。
寂しさを感じるのは、関係にまだ希望を抱いている証拠。それが本当に救いようのない関係なら、すぐにでも立ち去りたいと思うはずです。
08.
“ふたりで幸せになりたい”
と少しでも思う
関係を続けるために必要なのは、二人の「一緒にいたい」と言う意志。何らかの形でお互いがそれを強く欲し続ける限り、関係は続くのです。
認定の結婚・ファミリーセラピストであり、「First Comes Us: The Busy Couple's Guide to Lasting Love」の著者であるAnita A. Chlipalaは、周りの助けを借りようとする姿勢は、関係をうまくいかせたいサインだと話します。
恋愛を専門とするセラピストとして、私は個人、あるいはカップルと会話を重ね、関係を続けるべきかどうかを判断します。
驚くことに、ほとんどのカップルが「一緒にいたい」と言う思いでセラピーを後にします。なぜなら、上手くいかせたい思いはあるけど、上手くいかせる「方法」に困っている人がほとんどだからです。
お互いのことを大事に思い、うまくいかせたいという気持ちさえあれば、きっと上手くいくはずです。その上、カウンセリングなど新たな試みを通して解決策を導くのも一つの手。
別れの訪れとは、絶望を感じさせるもの。
大好きで一緒になった相手と、ケンカしかできない関係になってしまうのは、とてつもなく悲しい。でも、安直に別れのサインだと決めつけないで。
焦りから別れに目を向けず、パートナーとのトラブルを絆を深めるきっかけに変えていくことで、苦境を乗り越えていくことです。