やっぱり、アメリカの野外フェスってヤバい

野外フェスの原点といえば1969年に開催された「ウッドストック・フェスティバル」だろう。ニューヨーク州郊外で行われた大規模フェスは、約40万人もの観客を集めてアメリカの音楽史に残る伝説となった。カウンターカルチャーを象徴する歴史的なイベントとして現在でも語り継がれているほどだ。

今、アメリカ発の音楽フェスで日本で有名なのは、Burning man、ULTRA music festival、EDCあたり。だが、エンターテインメント大国アメリカでは、各地で様々な野外フェスが開催されているのだ。

その筆頭ともいうべきなのが「Imagine Music Festival」。まだ、日本での知名度はそれほど高いとはいえないかもしれないが、素晴らしい体験ができる野外フェスを紹介したい。

音楽×サーカス×プール
  テーマは「海のおとぎ話」

「Imagine Music Festival」は、2014年にスタートして以来、瞬く間に人気を集めアトランタ最大のイベントとなっている。

会場は、10万人を超える収容人数を誇る「ATLANTA MOTOR SPEEDWAY」だ。フェス全体のテーマは、海のおとぎ話。音楽はもちろんのこと、本格的なサーカスのパフォーマンスや巨大なスプラッシュプールも楽しむことができるのだ。人魚など海にちなんだキャラクターも登場するので異次元の世界観を味わってみよう。

フェスを盛り上げるための
様々なワークショップ

フェス開催中、参加者の意識を変革するために、様々なワークショップがプログラミングされている。内容としてはヨガ、瞑想などのスピリチュアルなものが中心となっているようだ。中には、日本ではあまり馴染みのないものもあるので、この機会にアメリカ人に混じって挑戦してみるのもユニークな体験となるだろう。

合計60組以上の
ラインナップ

肝心の音楽にも目を向けてみよう。広大な敷地には、4つのステージが設置される。趣向が凝らされたデコレーションは、一見の価値あり。

Big Gigantic、STS9をはじめとして3日間で合計60組以上ものアーティストたちが出演する予定が組まれている。充実したラインナップは、すべての音楽フリークを満足させてくれるに違いない。

さらに、炎や煙、色鮮やかなライト、花火を多用した舞台演出は、圧倒的なスケール感。人をエンターテインすることが得意なアメリカならではの大迫力、眺めているだけでも飽きない多種多様な観客たち、会場に漂うグルーヴ感。それらのすべてを野外フェスの本場でリアルに感じてほしい。

【概要】
「Imagine Music festival」
・開催時期:2017年9月22日(金)〜24日(日)
・開催場所:ATLANTA MOTOR SPEEDWAY
      (1500 Tara PL, Hampton, GA 30228)
・公式URL:http://www.imaginefestival.com/

Licensed material used with permission by Imagine Music Festival
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。