この夏、イチオシの沖縄「ビーチフェス」
スペイン語に「La Movida」というフレーズがあります。直訳すれば(大騒ぎ)、転じて夜通し楽しむといった意味で使われるんですが、これがもっとも似合う場所がイビサ島。
世界トップクラスのクラブで夜な夜な開催されるビッグイベント、けれどこればがりがイビサの華ではありません。ノンストップの酔狂とはひと味ちがう、ビーチパーティーもこの島の楽しみのひとつ。
波音に混じって流れるスローテンポなサウンドで、自然と音楽が渾然一体となった心地よさ。あれはもう、経験したものにしか分からない。その極上のチルを日本で唯一体感できるフェスが、この夏も沖縄で開催されます!
ビーチパーティーの決定版
「Corona SUNSETS FESTIVAL」
沖縄で3年目の夏を迎える「Corona SUNSETS FESTIVAL」が最初にスタート(2014年)したのも、やっぱりイビサ。そこからアカプルコ(メキシコ)、ドバイ、ケープタウン、シドニーなど、世界有数のビーチリゾートタウンへと広まっていったこのフェスならではの特徴が、「サンセットを眺めながらおいしいビールと音楽を楽しめる」こと。
波音と、サウンドと、
美ら海が魅せるサンセット
それもただの夕陽じゃありません、とびきりのサンセットがあってはじめて成立する音楽フェスなんですから。
ということで、2015年の初上陸以来、会場となっているのが沖縄の「美らSUNビーチ」です。県内屈指の夕陽が楽しめる“チルスポット”としても有名なこの場所は、那覇空港から車で15分ほどと立地も最高。
南の島の波音にとろけるようなサウンドと夕焼け空のグラデーション、そこにおいしいビールが加われば、あと他に人生で必要なものがあるでしょうか。
とにかくアガるだけアガる野外フェスもいいけれど、ココロを解き放ち、カラダのネジも2、3本ゆるめて自然と音楽の融合をとことん楽しむビーチパーティーの魅力にひとたびハマれば、この心地よさから抜け出せなくなること請け合いデス。
昨年の来場者数はおよそ8,000人と、数だけみれば小規模。けれど、フジロック、RSR、サマソニ、ロッキンなど、10万人規模の音楽フェスとはそもそも属性が別。この規模感だからこそのメリットもたっぷり。以下、駆け足ですが、先取り情報をドーゾ。
【注目その1】
ビーチでこその
フェスファッションが楽しい
ビーチだから水着!だけでは、せっかくのフェスなのに、個性も盛り上がりもイマイチ。ならばと、素肌を活かしたファッションを存分に楽しむためのアクティビティが用意されています。
たとえば、ボディペイントやタトゥーシール、さらにはオリジナルTシャツを自由にカスタマイズするワークショップ。これなら自分だけのフェスファッションをクリエイトできますよね。
【注目その2】
“生歌”が届きそうな距離だから
会場の一体感はピカイチ
オーディエンスとステージの距離が圧倒的に近い!これもCorona Sunset Festivalのウリ。会場に一体感が生まれるのも、こうした中規模フェスならでは。
【注目その3】
陽気な気候には、やっぱCorona
ローカルな“ノレる味”もGOOD!
ライムを挿した鉄板スタイルもいいけれど、ビーチにはCoronaをつかったオリジナルのビアカクテルがよく合います。ビールと相性◎のオリジナルフードや沖縄ならではのローカル食にもトライしてみましょう。フェスの醍醐味は“ノレる味”にもあります、よね?
【注目その4】
これぞビーチフェス♡
疲れたら、そのまま浜辺にゴロン
何といってもビーチフェスの醍醐味がこれ。疲れたらそのまま浜辺にゴロンと横になるもよし、もしくは「チルアウトエリア」でまったりもOK。さらに今年は美らSUNビーチでの遊泳も解禁というから、火照ったカラダのクールダウンにもバッチリ。
最高の夕陽と音楽で夏が開ける
南南西に進路を取れ!
サカナクション、クラムボン、HOLY GHOST!、CLASSIXXなど、今年も国内外で活躍する21組のアーティストが勢ぞろい(全出演アーティストはこちらからチェック)。
最高のアーティストたちが奏でるグルーヴィーなサウンドと波音のなか、真っ赤な夕陽が東シナ海の向こうに沈んでいく……。でも、ここで終わりじゃありません。La Movidaな宴は、むしろここから。
イビサに行かずとも、人生最高のバケーションは、間違いなくここにも。夏のはじまりはサンセットフェスから。この開放感は間違いなくハマりますよ。
チケット予約は公式サイトへGO!
【開催概要】
Corona SUNSETS FESTIVAL 2017
日程:7月8日(土)〜9日(日)
会場:沖縄県 美らSUNビーチ野外音楽特設ステージ
年齢制限:20歳未満入場禁止
チケット:4,000円(一日券)/ 6,000円(二日通し券)