ベッドルームを見れば、どんな人間だか察しがつく。
1日の中で最も無防備なのは眠る時。だからだろうか、ベッドルームにはその人の本当の姿があらわれるような気がする。
アメリカで暮らす人々の、プライベートな空間を撮影している写真家を見つけたので紹介したい。
ベッドルームは「秘密の場所」
アーティストであり「Portrait Society Gallery」の代表であるLois Bielefeldが、4年かけて仕上げたシリーズ作品。年齢も国籍も様々な人々、103部屋もの寝室を撮影してきた彼はこう断言する。
「ベッドルームは私たちにとって“秘密の部屋”」
ベッドとその周りの限られたスペースで、こだわりの寝具を揃え、お気に入りの飾り付けをした心地よい空間。そこにいる時だけは、他人には見せない本当の自分になれるのかもしれない。1日の中で一番、「自分らしさ」が表れる空間なのだと私は思う。