「くだらない時間」を楽しめることが、長く続くカップルの秘訣
長年付き合っていると、言葉にしなくても相手の気持ちがなんとなくわかってしまうもの。良いことも悪いことも全部。どんなカップルでも、“ふたりの空気感”があるんだけど、一緒にいる時間が長いほど、漫才のような心地よい「あうんの呼吸」になる気がする。
漫画家のSarah Graleyが描くのは、交際歴6年の彼氏Stefとの日常。決してステキな日々ばかりではないけれど、何気ない2人のやりとりが妙に愛おしい。
いくら好きでも暑さには
「暑くて手をつなぎたくないわ…」
「だから、代わりに小指でつなぎましょ!」
「……」
「これでも、暑い!!」
ちょっとしたイタズラ心
Stef:「プーー!」(オナラの音)
Sarah: 「今のナニ!?」
Stef:「ああ!」
Stef:「ゴーストだよ~!」
Stef:「くさーいくさーいゴーストさ…」
ウマいこと言う!
Sarah:「日焼けしちゃった。頭皮がどんな感じになってるか見てくれない?」
Stef:「うわぁ、まるで雪が降ってるみたいだ!」
Stef:「これは、よくないね」
Sarah:「あらら!」
ナゾの意地
Sarah:「このお店のパンケーキ、もの凄く大きいんだって。だから、シェアして食べない?」
Stef:「イヤだね!」
Stef:「僕から絶対にパンケーキを奪うんじゃないぞ!」
Sarah:「わかった」
Stef:「おぉ、ちょっと待って。さすがに大きいな…」
Stef:「うえぇぇぇ…」
キュンとくる瞬間
「フードをかぶって寝るね」
「おやすみ〜!」
「これじゃあ、息ができないわ!」
そう思うのは私だけ
「この写真のあなた本当にカワイイ!」
「ムム~!」
「やっぱり、どの写真もカワイイわ!」
「あなたって、最高にカワイイのね!!」
どうしてもムリな時
Stef:「今日は何する?」
Sarah:「うーん、そうねぇ…」
Sarah:「殺人ミュージアムなんてどう?」
Stef:「何それ?」
Sarah「犯罪や連続殺人犯に関するものが展示されている美術館よ」
Stef:「うーーーーーーーーーん」
Stef:「もうちょっと楽しそうな所はどうかな?そうだな〜ディズニーランドとか?」
愛よりも欲しいもの
「えーん」
「あら!」
「あなたと手をつなぎたかったワケじゃないの…」
「お菓子が欲しかっただけ!」
当たり前のこと
Stef:「将来、豪邸に住んだら、空港で食べたハンバーガーの写真をたくさん撮影して、そして居間に飾っておこうよ!」
Sarar:「豪邸なんて住みたくないわ。なんか気味が悪いもん」
Stef:「ひぃ!!」
Sarah:「私が豪邸に住みたくないって知っても、あなたの愛が変わらないことを願うわ」
Stef:「もちろん、愛してるとも」
6年間の思い出をマンガに
愛しいStefとの歴史をマンガにしたSarah。長い間、お互いが愛情いっぱいに接してきたから、今では息もぴったりなんだそう。彼女に彼氏との最高の思い出を聞いたところ、「どれが最高か一つだけ選ぶことなんてできない」と答えてくれた。
ケンカをすることもあるけれど、なんだかんだとマンガを読んだ人なら2人のキズナの強さがわかったはず。これからも新たな思い出が綴られていくと思うと、ちょっと羨ましい!