好かれる人が絶対にしない10のコト

「好かれる人」の定義は、人によって違うかもしれない。でもここで言う「好かれる人」は、メディアに取り上げられて注目され、周囲から尊敬の眼差しを向けられる人のことではない。日々の言動をとおして、身近な人から好かれる人のこと。

そのような人とそうでない人は、一体なにが違うのだろう?「Inc.」の人気ライターJeff Haden氏が、好かれる人が絶対にしない10のことを記事にまとめているので紹介しようと思う。

何かをすることで凄く好かれる人やカリスマ的に輝いて見える人たちがいる一方で、何もしないのに好かれるという人もいる。

ここにまとめた特徴に当てはまる人を知っている人は、この記事をシェアして欲しい。そして、その人と知り合えたことをどれだけ感謝しているか伝えよう。

01.
人のせいにしない

従業員は期待に応えてくれない。業者は納期を守らない。そんなふうに、自分の問題を誰かのせいにしていませんか?友人だって失敗することはある。でも、自分自身にも非があるはず。

もしかしたら、あなたのトレーニングが不十分だったのかもしれない。もしかしたら、早い段階で多くのことを頼みすぎたのかもしれない。もっと親しい関係になることもできたかもしれない。

何かが上手くいかなかった時、人のせいにするのではなく自分で責任を取るというのは、決して自分を愛していないということではない。次回はもっとスムーズに進めることができるし、あなたをより元気にしてくれるだろう。

02.
人をコントロールしようとしない

あなたは上司という立場にいたり業界の権力者かもしれない。あなたのおかげで大きなものが動く。けれど、自分で自分をコントロールできるのはあなただけ。

あなたがもし一生懸命人をコントロールしようとしているとしたら、自分のゴールや夢や意見は、他人のものよりも大事だと思っていることになってしまう。

それに、誰かを長い間コントロールすることはできないだろう。というのも、通常、コントロールには力や恐怖や権力、あるいは何らかのプレッシャーが必要になってきて、どれも気分を良くさせるものではないから。

自分が目指すことに一緒に到達できる人を探そう。きっとそんな人たちは、一生懸命働くし、もっと楽しい時間を過ごす。そして、より良いビジネスや個人的な関係を築いてくれるだろう。

03.
わざわざ大それたことをしない

人があなたを好きになる理由は、着ている服でも持っている車でも物でもなければ、ステータスでも達成してきたことでもない。これらは「モノ」でしかないのだ。人は、あなたが持っているモノを気に入るかもしれない。しかしだからと言って、あなたの事を気に入っているとは限らない。

もちろん、表面上では気に入ってくれているように見えるかもしれないが、表面的であるということは実体がなく、モノのうえに成り立っている関係というのは本物ではない。

本物の関係というのはあなたをハッピーにしてくれる。周りをアッと言わせなくても自分らしくいれば、本物の関係を築くことができるだろう。

04.
執着しない

何かに怯えて自信がない時には、自分が知っていることに執着してしまうもの。たとえその知っていることが、自分のためにならないことだとしても。

不安や恐怖がなければ幸せに繋がらない。自分が必要だと思うことに執着しても、幸せにはなれない。それを手放して、自分が本当に欲しいものに手を伸ばして挑戦しよう。そうすれば、幸せに繋がるはず。

自分が欲しいものを手に入れられなくても、努力するだけで気分が良くなるだろう。

05.
人の話を邪魔しない

邪魔するというのは失礼というだけじゃない。そのようなことをすると、「あなたの話を理解しようとしているんじゃなくて、自分が何を言おうか決められるように聞いているだけ」と、相手に伝えてしまっているようなもの。そんな人、好きになれるだろうか?

相手が何を言おうとしているか理解するために、質問してみよう。きっと喜んでくれるはず。自分の気分も良くなるはずだ。

06.
弱音ばかりを吐かない

言葉には力がある。特に自分自身に向けて。弱音を吐くことは、気分が良くなるどころか悪くなるだろう。

もし何かが違うと思ったら、愚痴ばかり言って時間を無駄にしない事。その時間を今よりどう良くできるか考えるために役立てよう。ずっと弱音を吐いていたいというのなら別だけれど、そのうち動きださなければいけない時がくる。であれば、時間を無駄にするなんてもったいない。今すぐ軌道修正を。

何がいけないのかについて話すのではなく、ひとり言でも良いのでどうやったら改善できるかについて話そう。友人に対するあなたの行動も同じこと。弱音を吐かせるのではなく、その友人の人生をより良くする手伝いをしよう。

07.
誰かを批判しない

あなたの方が教養があるかもしれないし、経験も豊富かもしれない。あなたの方がいろいろな場所に行ったことがあるかもしれない。だからと言って、あなたの方が賢くて、価値のある人間だという事ではない。それは、あなたをより唯一無二の存在にするだけ。

誰も皆、違う人間だ。良いとか悪いとかではなく、ただ違うだけ。短所ではなく、その違いを大切にすれば、きっと周りの人や自分自身を前向きに見ることができるはず。

08.
うぬぼれない

高みへいき、より多くのことを達成すると、自分は何でも知っていると思い込んでしまいがち。そしてそのことを周りに言ってしまいがちだ。そんな時、あなたの話は周囲に聞こえていても、彼らが聞いているとは限らない。そんなことばかりしていたら、あなたの周りに誰もいなくなってしまうかもしれない。

好かれる人は話を聞く。自分の考えはもうわかったうえで、相手がどう考えているのかを知りたいと思っているから。

09.
過去をひきずらない

過去というのは価値あるもの。失敗から学ぶことができるから。でもその後は、手放そう。

言うのは簡単だけどやるのは難しいって?もし何か悪いことが起きたら、それを機に知らなかったことを学ぼう。誰かがもし失敗したら、許して学びのチャンスだと思うこと。

過去というのは訓練にすぎず、あなたを定義するものではない。次に、もっと上手くできるようになるためであり、なぜ上手くいかなかったのかを考えてみよう。

10.
挑戦する前に怖気づかない

誰だって、何が起きるのか、何が変わるのか、周りの人からどう見られているかと恐くなることがあるだろう。

誰かがやってくれるのを待つことは簡単なこと。考えてばかりいると、時間はどんどん過ぎていってしまう。

だから夢を叶えよう。恐怖にとらわれないこと。自分が計画していることが何であれ、想像していたことや夢見ていたことを今日からやるのだ。

もし開業したいのなら、一歩を踏み出そう。キャリアチェンジをしたいなら、一歩を踏み出そう。少し手を伸ばして新しい市場へ参入したり、新商品やサービスを提供したいのなら、それに向けた一歩を踏み出すこと。

恐がらず、まずは始めること。何かすること。

そうでなければ、また1日が終わってしまう。明日が来たら、今日という日は永遠に戻ってこないのだから。今日というのは、あなたの中で一番価値あるものだから。唯一心の底から恐れるべきことは、「無駄にする」ということなのだ。

Licensed material used with permission by Jeff Haden
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