ハッキリ言って「もったいない人生」を送っている人の特徴。
29年間生きていて感じたことがある。それは、自分の欲求に正直だったり、ある意味では自分勝手に生きている人の方が、責任感が強い人や頑張り屋さんに比べて、幸せそうな人生を送っているということ。
「Goalcast」の記事を見つけた時、「やっぱり」と口走ってしまった。
どんなに頑張っても思い通りにいかない時期もある。不運であったり、自分ではどうにもできない状況であることが多い。しかし、頑張りすぎていることが原因ということもありえる。
例えば、次の日になにを着ようか、お昼にはなにを食べようかと悩んだり。これらは意味がないことだ。もしかすると、仕事になるとさらに酷く影響してくるかもしれない。
私たちは時に、自分自身で物事を難しくしてしまうことがある。ここでは、人生をよりシンプルにするために止めるべき9つのことを紹介する。
01.
本当は終わらせたい
恋愛関係や仕事を続ける
嫌いな仕事やうまくいかない恋愛をズルズル続けているとしたら、その後にそれ以上のものを見つけられる自信がないからだ。しかし、同じことをやっていては何も良くならない。だから変える力を身に付けること。多くの研究で、恐怖やその他の感情は判断を麻痺させることがあると言われている。
02.
自分のキャパを超えてまで
物事に取り組む
スタンフォード大学の経済学者、John Pencavel氏によると、週50時間以上働くということは実は効率的ではなく、仕事を休んだり辞めてしまう可能性が高くなるということ。
上司が仕事を次から次へと頼んできても、プライベートでたくさんの予定があろうと、自分ができることには限界があるということを知るべき。同僚や友人に対して「ノー」と断ることを学んだり、他の人に仕事をふったり、そうでなければ別の仕事を探す必要があるだろう。
03.
常に周囲と比較する
いつも周囲にいる誰かと自分を比較していると、不必要なプレッシャーを自分自身に与え、誰かが成功した時に嫉妬してしまう可能性がある。成功への道は自分で見い出すべき。ライバルがいたとしても、その人が犯した過ちから学び、より良い価値をつくりだすための存在として見ること。自分を見下すためではないのだ。
04.
先のことを考えず物を購入する
時々自分にご褒美を買い与えることは良い。でも、買い物をした後まで考えるともっと良い。購入しても使わなければ、お金が勿体ないだけでなく、ガラクタばかりが増えてしまうことになるから。
統計によると、アメリカで一世帯が所持する物の数は平均で30万個だそうで。さらに、10%のアメリカ人は、追加で倉庫を借りているという。本当に必要なものだけを購入してキープすること。そうすれば、人生はもっとシンプルになるはず。
05.
失敗への恐れから
リスクを回避しようとする
リスクから逃れようとすると、成功から遠ざかってしまいます。やってみないと、せっかくのアイデアも成功に繋がるかどうかわからないままに。
失敗するかもしれないが、したらしたでそれを経験として今後にいかせばいい。逆に成功したら、リスクをおかして良かったと思えるだろう。私たちは、成功する可能性よりも、失敗やそれに伴う代償について深く考えすぎなのだ。
06.
必要ない時でも
すぐ傷ついてしまう
皆、言いたいことを自由に言うものだ。特に理由もなく言うことだってある。あなたも何か意見を言うたびに、それを聞いた人が皆傷つくとは思わないだろう。だからこそ、あなたも傷つく必要はないということなのだ。あなたが正しい時には、他の人は意見をただ押し付けるようなことはできないのだから。
07.
将来のことを考えすぎて
今を生きていない
数カ月後や数年後に向けた目標を持つのは良いこと。今を一生懸命頑張っているのは悪いことではないが、そのために人生そのものに“ストップ”をかけてはならない。一日一日を楽しむことも大事である。
08.
周囲の期待に応えようと
頑張りすぎる
他人の期待に応えようと頑張ってばかりいても、自分自身の目標は達成できない。周囲に自分の道を決めさせるのではなく、夢や願いは自分でしっかり追っていくこと。
09.
「ジブン時間」を確保しない
仕事をしすぎたり家族との時間を取りすぎて自分の時間がないと、どうしても疲れてしまうもの。そんな時は、自分だけの時間をたっぷり取る必要がある。日記を書いたり、テレビを見たり、本を読んだり。とにかく、やらなければいけないことから離れてリラックスする時間が必要だ。
しっかり休むことは健康にも良い影響を及ぼす。常にストレスを感じていると、偏頭痛や慢性的な痛み、高血圧、筋骨格系、呼吸系、心臓系などの問題を引き起こしてしまう可能性がある。
人生は「生きるため」にある
完璧な計画を立てようといくら時間を使っても、自分ではコントロールできない何かが起きることもある。であれば、心配していても意味がない。人生をもっとシンプルにすることに目を向けて、さぁ楽しもう。