雪景色と星空を眺めながら「温泉で語りたい恋物語」
星空を舞台にした恋物語といえば、七夕伝説。日本では夏のお話ですが、ところ変われば“冬の天の川”にまつわるロマンチックな恋物語も。
夏とは反対側の星を観測できるので、実際に見ている様子も趣が異なります。寒空で見ると、小さく瞬く星々がとても繊細なんだとか。たとえば、フィンランドに伝わるこんなお話にも、その魅力が散りばめられているんです。
無数の星を集めてつくった
ズラミスとサラミの「絆の橋」
物語の主人公は、ズラミスとサラミという仲睦まじい夫婦。生涯をともにしたふたりでしたが、最後だけは一緒になれませんでした。天に昇り、遠く離れた別々の星となりました。
悲しんだ夫婦は、空に浮かぶ小さな星々をせっせと集めて橋をつくることにしました。一千年が経ったころにようやく橋は完成。この橋が日本でいう天の川です。夫婦は星の橋を渡って再会を果たし、おおいぬ座のシリウスのところで抱き合ったのだそう。
星空のふたりを引き寄せたものは……
ハッピーエンドなフィンランドの話と比べると、織姫と彦星は離ればなれになったあと再開しますが、その後も年に1度だけ晴れた夜にしか会えません。
その切なさからか、江戸時代には、たらいに水を張って天の川を映し、水面を手で揺らすことで織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)をくっつけていた……なんて話も。
ちょっぴり切ないけれど、そういう遊びも大切な人と一緒にできるなら素敵なものですよね。
雪化粧と星空を温泉で楽しむなら
北海道にある「銀世界の森」へ
冬は、一年で最も星空が綺麗な季節。澄んだ空気や明るい一等星が多いことなど理由は様々ですが、せっかく“冬の天の川”を楽しむなら、長く星を眺められる「日没の早い地域」を選んでみましょう。オススメは北海道。
おとぎ話のような銀世界の森の中、温泉に入りながら満天の星空を見上げられる場所もあります。敷地内に川や森がある広大な温泉リゾート「緑の風リゾート きたゆざわ」なんていかが?
星明かりでちらちらと光る雪景色の中で日常の喧騒を忘れ、心ゆくまで冬の星空を満喫できる最高の贅沢が味わえるんです。
「食と温泉」プランで
“冬の天の川”を満喫!
「緑の風リゾート きたゆざわ」
日本最大級の露天風呂(150㎡)や大型天体望遠鏡が利用可能
2名1室で1名27,300円(羽田空港利用)
雪の積もった森へと踏み入れ張り巡らされた回廊を歩いて行くと、湯けむりのたつ温泉が。ゆずやリンゴなどバラエティ豊かな20の香り湯で、体も心もじんわりと解きほぐされます。
北海道は「食」もお楽しみ。自社農園の新鮮な食材を目の前で調理するブッフェでは、季節ならではの豊かな味も楽しめます。絶景を眺め、体を温めて、美食を味わう。五感で癒しを求めるなら、ピッタリの場所!
その他にも、広大な湖と空のインフィニティ温泉が美しい『乃の風リゾート』など、北海道の大自然にどっぷり浸れる多彩な宿泊先から選択できます。
「洞爺湖 乃の風リゾート」
空と湖をつなぐ天空の露天風呂が利用可能
2名1室で1名30,800円(羽田空港利用)
過ごしやすい夏もいいけれど、日常では見られない壮大な景色が冬の北海道にはあります。寒くなるにつれ叙情的なムードが加速する冬。いつもとは違う天の川を見上げてみてはいかが?
この冬、北海道、絶景も食も温泉もぜんぶまとめて満喫するなら、スカイマーク×野口観光の限定ツアー「食と温泉」プランがお得。
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