付き合い始めたばかりの頃に、「彼と友だち」を両立させるコツ。

恋人ができたのはいいけれど、思えば近頃仕事と恋人を行き来してばかり。あれ？友人と最後に会ったのはいつだっけ？…なんて気づかないうちに疎遠になっているのは残念ながらよくある話。特に付き合いたての頃は、ピタッとくっついて離れられない症状が多発します。

でも、どちらかを選ぶ必要って、じつはなかったり。そこで恋人との時間と友人との時間のバランス維持に苦戦する人たちに「Elite Daily」のCaitlyn Luce Christensenがエールを送ります。

なるほど、こうすればどちらともうまくやっていけるのか。

時間とスペースには、限りがあります。とくに新しい彼氏ができたときは一緒にいたいと思う気持ちが強いので、ほかのことに費やす時間がめっきり減ってしまう可能性が高いでしょう。ですが、そんなときこそ友人と遊ぶ予定を立てるのが◎。そうしたほうが彼に依存することもなく、友人との間に溝ができることもないので、逆に健全です。

そして、友人に「会ってみたい」と要求されない限り、なるべく遊ぶときは彼を連れてこないこと。親友と時間を過ごすときは、「ふたりだけの時間」と決めちゃいましょう。

そして遊ぶ予定を立てたなら、自分の恋人の話ばかりするのは避けましょう。たまののろけはいいですが、あなたの友人にも彼女なりの人生があることを忘れずに。彼女の近況も積極的に聞いてあげて、もし会った日がたまたま彼女にとってツイテいない一日だったら、励ましてあげるのもあなたの役目。前と比べて会う頻度が減っているとしたら、一緒にいる時間を前以上に大切にする姿勢を持ちましょう。

そして万が一恋人の話が出た場合は、延々と語り続けないことが大切です。大事な部分だけカバーすればそれで十分だと心得ましょう。そうすることで、恋人以外のことにも目を向ける意識づけができるので逆によかったり。そもそも恋人との関係は、恋人に話せば十分だったりするものです。

どストレートな感想を求めていない限り、恋愛に関するアドバイスを友人に求める必要はありません。いまの恋愛が致命的なら、そもそも友人ではなくカウンセラーからのアドバイスを求めるべきです。なんでもかんでも自分の恋愛に結びつける必要はないのです。それから友人に恋人ができたとしたら、彼らの関係を自分の関係と比較しないようにしましょう。

もし友人がシングルで彼氏を欲していないのなら、それはそれでよし。あなたは夕飯や家具を作ってくれて、必要なときにはそばにいてくれる人がいると安心できるタイプかもしれませんが、親友はそうじゃないかもしれませんからね。

なので、彼女を「哀れ」に思わないように。そしていくらシングルだからと言って、彼女たちの時間を独り占めしないように。でも彼女があなたのサポートを欲しているときは、ちゃんとそばにいてあげましょう。たとえあなたが彼女に同等のサポートを求めていなくてもです。

生きていると、じつにたくさんの人と出会います。そんな中、最後までいてくれる人こそが本当の意味で友人というもの。ひょっとしたら大学1年生のとき、自分の体にゲロを吐いてしまったあなたと友人になってくれたのでは？そんな無残な姿のあなたと「友だちになりたい」と思ってくれた親友なら、おそらくことが難航したって急に立ち去ったりはしないでしょう。それよりも残念ながら彼氏や彼女と別れる可能性のほうが高いもの…。たとえいまはラブラブだとしても、その関係が続く保証はありませんからね。

となれば、友人との関係のほうが安定しているのは確か。だって自分を変える必要もなければ、別人のように振舞う必要もないから。一方で恋愛となると、特に付き合いたてのころは、ある程度「自分をよく見せたい気持ち」が出てしまいますよね。

このように多少異なるアプローチで育んできた関係ではありますが、どちらともあなたにとって大切な存在のはず。だから恋人と友人を天秤にかけられなくて当然。

だからどれだけ忙しくても、そこまで愛情を注げる友人にはちゃんと時間を割いてあげましょう。彼らがあなたのためにいてくれるように、あなたも彼らに必要とされたときはそばにいてあげましょう。恋人と片時も離れずイチャイチャしたい気持ちもわかりますが、数時間恋人と離れて時間を過ごすと、逆に共有できるものが増えて、再会が楽しみになったりします。

だから友人も恋人も同等に大事にしてあげましょう。だって、どちらかがいない生活なんて想像できないはずだから。