「嫉妬」を「しあわせ」に変える4つのメソッド
他人にハッピーなことが起きたのに、どうしても素直に喜べないときってありますよね。とくに、自分がうまくいかないことを人が簡単にやってのけていたりすると「どうして私だけ?」「なんであの子が?」と嫉妬してしまうことも。
あるブロガーは、自分の嫉妬についてこんな風に綴っていました。
「数年前、親友から妊娠の報告を受けたの。私は適切な言葉で、適切な感情を示して、その場に合わせた興奮をしてみせたわ。でも、笑顔で喜びを表現するたびに、私の中の何かが壊れていった」
このブロガーは、妊娠を望んで4年以上経つのに恵まれないままでした。「まだ子どもが欲しいかどうかわからない」と言っていたはずの友人は、避妊をやめてから1ヶ月そこそこで妊娠。それは不公平だと感じ、ひとりになった途端に泣いてしまったのです。
結婚、妊娠、出産などは、女性にとってすごくセンシティブな悩みです。妊娠した友人が悪いわけじゃないってわかっていても、どうすることもできない感情があります。
そんな気持ちに「I Heart Intelligence」の女性ライター、Dondi Leighさんが4つの心の整理法をまとめていました。できれば嫉妬せず、ハッピーな心で過ごしたい、そんな女性の悩みに答えます。
01.
自分の気持ちを
認めてあげる
嫉妬って、とてもパワフルな感情だから、簡単には無くならないの。無理になかったことにしようとしちゃうと、かえってたくさんの嫉妬を抱えこむことになるわ。
嫉妬の気持ちを減らす一番の方法は、自分の気持ちをそのまま受け入れてあげること。嫉妬をしているからってあなたはダメな人でもなければ、間違ったことをしてるわけでもない。
むしろ、そういう気持ちだって大事にしていいの。嫉妬の気持ちを認めてあげれば、あなたに無理にしがみつこうとはしないわ。
02.
嫉妬がどこから来ているのか
考える
嫉妬の気持ちって、本当の出処は友達からの良い知らせではないはず。さっきのブロガーの話もそうだけど、彼女は友だちが妊娠したことが本当にイヤだったわけじゃなくて、自分がなかなか子供を授かれないっていうことに打ちのめされて、惨めな気持ちになっちゃったのよね。
友だちの妊娠は、その気持ちが表に出てしまうきっかけをつくったにすぎないの。自分の嫉妬心が本当はどこから来ているのかがわかれば、もっと気持ちを処理しやすくなるはずよ。
03.
嫉妬を抱えたままでも
友好的に
人生は、欲しいと思っているものが手に入らないことばかり。でも、自分に与えられているものをどう使うかは、あなた次第よ。さっきのブロガーの女性が、友人の妊娠報告に喜んだ反応を見せたのは、本当に良い判断だったと思うの。
だってもしも怒り出しちゃったりしたら、後々お互いにの関係が気まずくなるのも予想がつくわ。嫉妬も本心かもしれないけど、友だちに子供ができて嬉しい気持ちになったことだって本当だもの。
04.
嫉妬の出処を
解決するために行動する
どうして自分が嫉妬しちゃうのか、って考えることはとっても大切。自分の気持ちとちゃんと向き合わなければ、ネガティブな感情はずっと続くから。さっきのブロガーの場合だと、ネガティブな気持ちを本当に無くそうと思ったら、不妊治療を頑張るしかないかもしれない。
実際、何ヶ月後かに彼女は妊娠して、友人の出産の2ヶ月後に子供が生まれたのよ。彼女たちの友情は、この厳しい試練を乗り越えて続いているの。
自分の気持ちの本当の出処を考えることは、とても重要。嫉妬が完全になくなることはないけど、そこから何かを学ぼうという気持ちで向き合っていったほうが、どんどん「なりたい自分」に近づいていけると思うの。