壁がある関係か、本当の友情か。5つの違い
「お一人様」なんて言葉もよく聞きますが、そうな言っても誰かといるときが一番安心できる、という人も多いでしょう。でも学校という環境を離れて社会に出ると、友達作りは難しくなるばかり…。でも、あなたからの「仲良くしよう」というポジティブな心掛けがあってこそ、深い絆で結ばれてるもの。
「Elite Daily」のRachel Chapmanさんがまとめたのが、「これから仲良くしようとしているとき」に感じることと、「本当に親しくなったとき」の違い。
01.
「共通点」に頼っているか
そんなの関係ないほど仲がいいか
どんな友だちとだって、何かしら共通の趣味があるでしょい? たとえばTV番組だったり、新しいレストランを試してみることだったり。こういった共通点を持つことが、絆を深める第一歩。
でも、仲良くしようとしているときは、とにかくこの共通点ばかりにフォーカスしがち。本当は別のことに興味があるのに、周りと合わせないと置いてきぼりになってしまう気がしちゃうんです。
でも「たとえ、違う意見を持っていても相手に嫌われることはない」と確信できるのが、本当に親しい関係。共通点に頼らなくなるのは、仲が深まった証拠です。
02.
自分らしくいられるかどうか
誰だって、自分のアイデンティティを持っていると思います。友だちの輪の中にいても、自分のユニークな特徴を生かしたいはず。
もし、友だちに認められるかどうかをいちいち気にしているなら、あなたはまだ「仲良くしようとしている」段階。相手の反応次第で、自分の行動や発言を変えていませんか?
本当に親しくなると、お互いの個性を愛せるようになり、もっと自分をさらけ出せるようになります。気づいたら、一人ひとりの異なる特徴が輪をまとめるように。
03.
どんなことがあっても
壊れない関係だと信じているかどうか
親しい仲なら、一緒にいて安心できるもの。
何かしくじったら見放されちゃうかも…と思うのは、まだまだ「仲良くしようとしている」証拠。お互いに思いやりを持って接し合っているからつねに不安というほどではないけど、ひとつの過ちで簡単に見捨てられそうな気がしてしまうんです。
どんなことがあっても切れない「固い友情」で結ばれるのが、本当の意味で親しい関係。たとえドジを踏んだとしても、偏見を持たずに許しあえる関係なら、きっとこの先も大丈夫。
04.
つねに一緒にいないといけない「プレッシャー」を感じるかどうか
友達は、ちょっと出かけたいときや、仕事がお休みのときに「一緒にいたい」と思うのもの。
でも、どんなときでも一緒にいないといけない! と無理するのは、仲良くしようとしているだけのサイン。つねにメールで連絡を取り合い、誘われたイベントは絶対に顔を出さないといけない…なんだか置き去りにされちゃうような気がしているのでは?
本当の意味で「親しく」なってしまえば、少しの間会っていなくたって何も変わらないはず。
05.
いつかは終わってしまう関係かも…と感じるかどうか
友情は、言うなれば「恋愛」と一緒です。ちょっとの間だけ遊んで終わることもあれば、一生続く可能性もあるのです。
20代は、人を大きく変える年代。もちろん「長く続けばいいなぁ」とは思うものの、何十年先の未来が見えないのは、「仲良くしようとしているだけ」だからかも。
ただ、本当に親しくなると、友だちは家族同様の存在になります。一生そばにいる感覚が、言わずとも肌身で感じ取れるのです。
私も20代の頃、友情関係に不安を感じたことは何度もあります。親しい関係に飢えていて必死な時期でした。だからこそ「仲良くしようとする」のではないでしょうか?そうやって多少もがくのも、素敵な人生経験になります。それに、長続きしない関係があるからこそ、長続きする関係に、より感謝できるのかもしれません。
そうやって努力を繰り返していけば、きっとホッとできる仲間に出会えるはず。