ヨーロッパの、不思議すぎる「新年の祝い方」を集めました。
新年、あけましておめでとうございます!
みなさん、どんなふうにカウントダウンを楽しみましたか?
年越しそばを食べたり、108回鐘を鳴らす文化が日本にあるように、世界各国には独特の新年の祝い方があります。なかでも、ヨーロッパ諸国のクセがすごい。
中央ヨーロッパとの時差は日本からマイナス8時間、まさに少し前に新年を迎えたばかりの彼らは、こんなふうに過ごしているようです。
【スペイン】
12粒のぶどうを食べる
スペインでは、新年を迎えるときに12粒のブドウを食べるそうです。「幸運を呼ぶ12粒のブドウ」と呼ばれていて、約3秒ごとに鳴る時計台の鐘に合わせてみごと12粒食べ切り、「フェリス・アニョ・ヌエボ(新年おめでとう!)」と言えたら願いが叶うとか(笑)。
3秒のうちに、皮をむいてタネを取って食べきるのはなかなか難しい……。スーパーではこの風習に合わせて、皮・種なしの“年越し用ぶどう缶”が売り出されているみたいです。
【ルーマニア】
熊の毛皮をかぶる
『AFPBB NEWS』によると、ルーマニアではクリスマスイブから新年にかけて、クマやウマ、ヤギなどの動物を想起させる衣装や仮面を身に着けて行う儀式があるそうです。悪霊を追い払うのが目的なのだとか。
着ぐるみはルーマニア北部で狩猟された、本物の熊の毛皮がほとんど。こんな人たちが道に溢れているのって、異様すぎる光景ですよね。
【エストニア】
ごはんを7回食べる
エストニア共和国では、元旦の1日に7回食事をするという風習があるそうです。食料に困らず豊かに過ごせるように、7人分の力を発揮することができる年になりますように、という意味だそう。なんともめちゃくちゃな気もするけれど…(笑)
他にも7、9、12という数字は縁起が良いとされているため、7回以上も食事をする地域もあるのだとか。
【スイス】
アイスを床に落とす
「United Planet」によると、スイスの元旦は、床にアイスが落ちてもちっとも悲しくない唯一の日。
幸運・平和・富に満ちる一年になりますように、という願いを込めて床をアイスで満たすのだとか。よくわからないけれど、おそらく幸せの象徴として、アイスが選べれているのでしょうね。
【デンマーク】
お皿を投げ捨てる
デンマークでは、お皿を隣の家のドア(または親友の家のドア)に投げつけてお祝いするそうです。
なんでも、お皿を投げつけられた家は幸せになると信じられていて……一年のうちに使えなくなったお皿はこの日のためにずっと溜めておくのだとか。
玄関を開けて、自分が投げた数よりも多く食器があると、友人に恵まれているということらしいです。
【スコットランド】
イケメンが家に訪れる
スコットランドの地域では、0時の鐘が鳴り終わると、事前に選ばれたハンサムな男性家の扉を叩き、最初の一歩をもたらしてくれるそう。
来てくれたハンサムには、ウィスキーと贈り物を渡して各家庭からVIP扱いされるのだとか。一番はじめに家から連れ出してくれるのが、胸をときめかせる男性だなんて羨ましい!