「世の中捨てたもんじゃない」と感じる、ある珍事件。

イギリスでまさかの出来事が…!

「雪に覆われた人が動かない!」

救急隊員であるKatie Tudorさんにこのような電話がかかってきた。

「ベンチに誰かが座っているけれどまったく動かなくて、しかも雪に覆われている!」

同僚と共に、すぐに現場に向かったというKatieさん。早速オチを言ってしまうと、「人ではなく銅像でした」ということ。

Twitterの写真を見ると、「どう考えても銅像にしか見えないけど…」と突っ込みをいれたくなるけれど、彼女の話では、銅像は部分的に雪に隠れていたため遠くから見ると勘違いしても仕方がないという印象だったらしい。

電話をした人も少し離れた場所にいたという。「本当に人間だったら…」と思うと、恐くてなかなか近づけないのも確かにわからなくはないけれど…(笑)

「もちろん、確認をしてから電話してくれたら良かったのですが、本物の人じゃなくて安心しました」

とKatieさん。

ひと騒動だったけれど、裏を返せばひとり雪の中にいた“人”を、心から心配してくれた人がいたということだろう。インターネットがなかった時代に比べて、人と人のつながりが薄くなっていると言われる現代。でも、この話を聞いて「まだまだ世の中捨てたもんじゃないな」と感じたのだ。

Licensed material used with permission by Katie Tudor
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。