本場中国の人に食べてもらいたい「中国茶漬け」
「お茶漬け」といえば、日本の国民食とも言えるメニュー。小腹が空いた時にも、朝食に、お酒を飲んだあとにも嬉しいですよね。そんなお茶漬けですが、日本茶だけでなく、中国茶でつくってもおいしくいただけます。
それぞれの中国茶とよく合う食材と一緒にご紹介。
プーアル茶
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蒸し鶏
口の中の脂を洗い流して、さっぱりさせてくれるプーアル茶。
これで「鶏茶漬け」を作れば、脂の多めのもも肉でもおいしくいただけます。鶏茶漬けに必要な蒸し鶏は市販のものでもいいけれど、せっかくだから手作りにチャレンジ。レシピを参考に試してみて。
<材料>
鶏もも肉:100g
酒:小さじ1
塩:小さじ1/2
ご飯:茶碗1杯分
プーアール茶:1g
水:180ml
三つ葉:適量
<作り方>
鶏もも肉に酒と塩を揉み込み10分ぐらいおく。蒸気のたった蒸し器で10分蒸す。その間にプーアール茶を煮出す。茶碗にご飯をよそって、食べやすく切った鶏もも肉をのせ、プーアール茶をそそぎ、三つ葉をちらして完成。
黄金桂
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たくあん
「黄金桂(おうごんけい)」は、福建省を代表する烏龍茶。その名の通り鮮やかな金色と、金木犀の花を思わせるはなやかな香りが特徴です。そんな黄金桂に合わせやすい食材が「たくあん」。甘さが香りとマッチして、たくあんのパリッとした食感がアクセントになる組み合わせです。
<材料>
黄金桂:1g
お湯:180ml
ごはん:茶碗1杯
たくあん:2cm(2mm幅に刻む)
しろごま:適量
<作り方>
お湯に黄金桂の茶葉を入れ煮出す。茶碗にご飯をよそい、黄金桂を注いでたくあんと、白ごまをトッピングしてできあがり。
ジャスミン茶
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梅干し
花の香りを添加してつくられるジャスミン茶には、花の香りにマッチする酸味があるとより美味しく感じられます。そこで、ごはんのお供にもなり、酸味たっぷりの「梅干し」を合わせることで、サラサラ無限にいただけるお茶漬けになるんです。
<材料>
ジャスミン茶葉:1g
お湯:180ml
ごはん:茶碗1杯
梅干し:1個
<作り方>
お湯にジャスミン茶葉を入れ煮出す。茶碗にごはんをよそい、ジャスミン茶を注ぎ、梅干しをトッピングしたら完成。