フードロス対策、中国で加速!「食べ残しを禁止する法律」が可決

年間約13億t(トン)もの食品が廃棄されているといわれる今、人口が世界でもっとも多い国・中国では、年間約1億tに及ぶ食品が家庭から、そして約1800万tがレストランなどから捨てられていると推定されているようだ。

そんな中国で革命的な事態が......!

4月29日、食べ残しを禁止する法律「反食品浪費法」が可決されたのだ。

今年中に施行され、レストランが顧客に食べ切れないほどの食事量を勧めたり、客が大量に食事を残すことがあった場合は罰金を課せる計画のよう。

習近平首相は、2013年から“食事を残さず食べよう”という運動「光盤行動」を通して、中国のフードロス問題に対して強く訴えてきた。

しかし、もともと中国の食事のマナーとして「料理を少量残す」というものがあり、これは作り手に「十分いただいた」と敬意を表す所作のひとつなのだとか。食べ切ってしまうと「満足しなかった」と捉えられ、失礼にあたることもあるようだ。

そのことから「光盤行動」は計画通りに進むことがなかったのだが、新型コロナウイルスの影響により、今後の“フードセキュリティ”に対して強い懸念を持った中国は、8年越しに今回の法可決に至ったようだ。

中国の食事マナーも、これをきっかけに大きく変わるのかも?

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