アリエナイ!?知っておくべき「世界の変わった法律 5選」
目次
日常のなかで意識することは少ないかもしれませんが、私たちの生活や社会を守るため、世の中にはじつに多くの「法律」が存在しています。
今回は知っておくべき「日本にはない、世界の法律」を5つピックアップ。
フードロス、動物保護、ヴィーガン、環境問題に関する世界の法律を厳選してご紹介します。
......なかにはちょっと変わったニュースタンダードな法律も。
フードロス対策、中国で加速!「食べ残しを禁止する法律」が可決
年間約13億t(トン)もの食品が廃棄されているといわれる今、人口が世界でもっとも多い国・中国。年間約1億tに及ぶ食品が家庭から、そして約1800万tがレストランなどから捨てられていると推定されているようだ。
そんな中国で革命的な事態が......!
NY市が義務化決定!「ビルには“鳥にやさしい窓”をつけなさい」
米・ニューヨーク市で「鳥にやさしい窓」の設置が義務付けられることに。
この法律の対象は、市内の新しく建てられるビルや改修工事がされるビル。今後、世界のニュースタンダードになるのか注目だ。
イスラエル、「毛皮の販売を禁止」する世界初の国家に
イスラエルの環境保護大臣であるGila Gamliel氏は、イスラエル国内にて毛皮の販売を禁止する法制化へ署名したことを発表した。これを受けて、イスラエルは毛皮の販売を禁止した世界初の国家に。
アメリカでは一部の州ですでに同様の規制がおこなわれているが、国レベルで禁止した例は世界で初めてとのこと。
犬の散歩は1日2回以上!ドイツが「法律」で義務付けへ
ペット先進国として知られるドイツ。そんなドイツで「飼い主は1日2回以上、犬を散歩させること」を義務付けるという驚きの法案が提出された。
もともとドイツでは、犬を屋外で散歩させることが法律で義務付けられていたが、今回の改正法案では散歩の頻度や長さまで具体的に指定された。
ハワイ「日焼け止めの使用制限法」スタート
ハワイの日差しは強烈で、日焼け止めが欠かせないが、その日焼け止めの一部がサンゴ礁に危害を加えているという。
そこで、環境保護の観点から、サンゴの白化現象に深く影響を与えるとされる成分が配合されている製品の販売を制限する法律が本格施行となった。