今すぐ始められる「フードロス削減」アクション5つ!

食材を買いすぎたり、作った料理が何日も冷蔵庫の中でそのまま残っちゃったり。こんな経験、きっと誰にでもあることだと思います。

それが、積もり積もって……日本のフードロスの約50%は、一般家庭から発生しているんですよね。

年間食品廃棄物量をみても、世界で6番目の多さ。アジアではワースト1位という悲しき状況に日本人のひとりとして、考えるべきことがあるはずです。

そこで、フードロスに対するさまざまなアクションをまとめてご紹介したいと思います。“食べる”が変われば、きっとフードロスへの意識も変わってくる。

「未利用魚」に新たな価値を!

©株式会社SAKAMA

“未利用魚”と呼ばれる魚の存在を知ってますか?

味はおいしいのに食べ方が浸透していない、加工に手間がかかるなど、一般的なスーパーなどには卸されることのない魚たち。

さまざまな理由はあれど、鮮度のいい魚たちがが捨てられてしまうのは、もったいない。

そこで2022年7月、未利用魚や低利用魚に新たな価値を発掘・発信していきたいと企画されたのが「チャレンジフィッシュボックス」という新たなサービス。

北海道・青森・島根・香川の4県でその日に水揚げされた魚たち2〜4種類をセットで販売するというもの。美味しく食べることができる魚たちの価値を再認識し、手間暇かけることにチャレンジしてほしいという狙いもあるようです。

食べられずに捨ててしまわれる魚が、少しでも減る世の中となるために。チャレンジしてみては?

 

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NO MORE,
買いだめ→冷蔵庫で腐る→処分

©iStock.com/AsiaVision

「Amazon」の即日配送にしても「楽天市場」のあす楽にしても、注文から到着まで、それなりの時間は必要ですよね。それが、なんと15分って……(速いにも程がある!)

注文から配送までたった15分で手元に届く、超速サービスの宅配スーパーの「AMo」。

配達員をすべて従業員でまかなうことで、研修から実動までオペレーティブな稼働を実現させ、脅威のスピードを実現しているんだそう。

買いだめして冷蔵庫の奥で忘れ去られた食材がムダになる、なんていう負のサイクルを終わりにする。こうした即配サービスの利用も、フードロス削減のひとつの手段かもしれませんよね。

 

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行き場を失った食品を
“お助け”ボックスが救う!

©ネスレ日本株式会社

「ネスカフェ」などの製品でおなじみ「ネスレ日本」が2021年6月より運用を開始した、自販機のようなこの「食品ロス削減ボックス」。

取り扱うのは、納品期限を超過したことで出荷先が限定されてしまい、廃棄される可能性がある「ネスカフェ」や「キットカット」といったおなじみの製品たち。

購入するには、専用サイトから場所と商品を指定するだけ。あとは支払い完了後に発行されるワンタイムキーで、指定したボックスを解錠するという流れ。

まだ食べられるのに……廃棄されるその前に、見かけたらぜひ利用してみて。

 

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パンのフードロスを削減する
「お取り寄せ」サービス

©2018 rebake All Rights Reserved.

パンのフードロス削減」を目指す、パンのお取り寄せサービス「rebake(リベイク)」。

パン屋では日々、食べられるのにどうしても廃棄になってしまうパンが出ることがあり、作り手はみんな、パンを廃棄することに心を痛めているそう。

こうした“ロスパン”をお取り寄せ商品として展開。北海道から沖縄まで、ヴィーガンやベジタリアン向け、アレルギーの人向けなどの多種多様な種類を購入することができるサービスです。

さらに、収益の一部は、フードロス削減や環境問題に取り組む団体へと寄付されるそうですよ。

 

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フードロスは、フードシェアへ!

©2020 OLIO. All rights reserved

英国発の「OLIO」は、無料で利用できるフードシェアアプリ

使い方は非常にシンプルで、買いすぎや作りすぎで余った食料・食品の写真をアップロードし、それを見つけた人が受け取りに来るというもの。

しかも“完全無料”。受け取り料金もなければ手数料もかからないため、誰でも気軽に利用できるんだそう。

2021年4月時点で、世界ではすでに300万人以上が利用しており、フードシェア数は約1800万件にのぼるそうです。

こうした取り組みが日本でも展開される日を願って。

 

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Top image: © iStock.com/GENETTICA
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