「映え」のその先へ。デニーズが“半分のパフェ”で探った、新しい満足のかたち
パフェは好き。でも、最後まで食べきれなかった経験がある人は多いはず。写真はきれいに撮れたのに、あとすこしを残してしまったときの、あの小さな後ろめたさったるや……なんてことはありませんか?
「デニーズ」より期間限定発売となった「まっぷたつ?パフェ」は、そんな日常の違和感に向き合いながら、“映え”と心地よさの両立を探った、斬新で大胆なデザートの提案なんです。
え、そんなのアリ!?
“映え”を楽しむ時代に
気づけば残っていたもの
楽しむはずだった一皿が、最後に少しだけ、重たくなることがあります。映えを楽しむこと自体は、決して悪いことではありません。ただ、楽しむために選んだはずの一皿が、最後に罪悪感を残してしまうとしたら……。
じつはこうした「少しだけ残ってしまう」体験は、個人の問題にとどまらず、社会全体の課題とも静かにつながっています。私たちが席を立ったあと、手をつけきれなかった一皿が、静かに下げられていく──そんな光景も、決して珍しいものではありませんよね。
デニーズが向き合ったのは、食品ロスという大きなテーマそのもの以上に、楽しむはずの時間が、いつの間にか後ろめたさに変わってしまう瞬間だったのかもしれません。
おいしく、楽しく、満たされる。その体験が最後まで続かないことへの、ささやかな違和感。そこから、このパフェの発想は始まりました。
「まっぷたつ?パフェ」
横から見て、はじめて気づくこと

「まっぷたつ?パフェ」は、正面から見れば、デニーズらしい華やかなパフェ。グラスいっぱいに重なるのは、旬のいちごの鮮やかな赤。ひと口食べると、あまおう特有の濃い甘みと、あとから追いかけてくるやさしい酸味が広がります(いちごそのものの存在感が、しっかりと主役に立っている!)。
ところが……パフェのグラスを横から見ると、その姿は縦に半分。まさしく“まっぷたつ”なんです(笑)。グラスも中身も、量はほぼ半分になっているというんだから驚きです。“映えをキープしながら、食べ残しを減らす”。その構造自体が新しい、恐らくは世界初のアプローチなんじゃないでしょうか。

このユニークな構造は、2026年1月14日から一部店舗・期間限定で提供されている商品。SNSに投稿される写真の多くが「正面」から撮られることに着目し、見た目の満足感を保ったまま、無理なく食べきれる量にするという発想を形にしたもの。
量を減らすという選択は、簡単なようでいて、じつは勇気のいる判断でもあります。満足感が下がるのではないか、物足りなく感じられるのではないか。それでもデニーズは、「多いこと=豊かさ」ではないという結論に舵を切りました。
季節のフルーツのおいしさを、無理なく、最後まで楽しめること。食べ終えたあとに、なにも残らない──お皿の上はもちろん、気持ちの中にも。“半分”というスタイルは、妥協ではなく、満足のかたちを問い直した結果なのかもしれませんね。
「食べきれる」という、心地よさ
たとえば友人と過ごす午後のカフェ時間。写真を撮ったあと、スマホを伏せて最後の一口まで味わい尽くす。「全部食べきれた!」という感覚は、思っている以上に軽やかだったりするはず。
だって、量を減らすことと楽しみを減らすことは同義語ではありませんから。むしろ、最後まで無理なく楽しめることで、満足感はきちんと残る。
1973年の創業以来、半世紀以上にわたりこだわりのデザートを提案してきたデニーズが、 冬から春にかけての限られた期間で提示しているのは、そんな“ちょうどよさ”なのかもしれません。
映えか、量か、という二択ではなく、その先にある心地よさを選ぶという基準。「まっぷたつ?パフェ」は、いまこの時期だからこそ体験できる新しい選択肢として、私たちの日常にまた別の意味での彩りを添えてくれるんじゃないでしょうか。

『あまおうのまっぷたつ?パフェ』
【価格】990円(税込)
【販売店舗】デニーズ渋谷公園通り店、デニーズ池袋明治通り店
【販売期間】2026年1月14日〜3月3日まで(予定)






