注文して15分で届く!「最速すぎるネットスーパー」登場
ネット通販、オンラインショッピング全盛の現代。日用品にしても料理にしても、「頼んだものがすぐ届く」が消費者のなかにもスタンダードになりつつある。
とはいえ、「Amazon」の即日配送にしても「楽天市場」のあす楽にしても、注文から到着まで、それなりの時間は必要だ。
ところが……注文から配送までたった15分で手元に届く、超速サービスの宅配スーパーが誕生した。
15分て……速いにも程があるってば!
今月12日よりサービスを開始した「AMo」は、日本最大級の即時配達倉庫型リテールだ。いわゆる宅配スーパーなわけだが、スーパーマーケット並の価格・品質・品揃えが特徴。
日用品だけでなく、もちろん肉や魚といった生鮮食品から持ち帰るにはやや重いシャンプーやボディーソープといったパーソナルケア用品まで、その種類はじつに豊富だ。
これらをスマホアプリやPCから注文すれば、配達員が指定の場所へと届けてくれる。ここまでで15分。マジ!?
それを可能にするのが在庫集積拠点(ダークストア)の存在だろう。現在のところ、サービス展開は、東京23区を中心に横浜市、名古屋市の一部、さらには大阪、兵庫、京都など、関東・中部・関西の6都市9拠点。
都市部とはいえ、倉庫型拠点キャパシティを最大有効活用することで、スピードだけでなく、取り扱う商品の総数も6000〜7000点程度へと順次拡大していく予定だという。
さらには、配達員をすべて「AMo」従業員でまかなうことで、研修から実動までオペレーティブな稼働を実現させたことも大きいだろう。たんなるスピード重視というわけではなさそうだ。
ちなみに配達料は一律250円(税込)で、営業時間は原則8時~22時だそう。
切れたら困るトイレットペーパーやラップ類など、サクッとオーダーしてすぐに届いちゃうんだから、ありがたいばかり。なにより、一度に大量に買い込む必要もなくなれば、それこそ食品ロスや大量消費の削減にもつながるというもの。
今後、スピード競争にさらに拍車がかかりそう。