「アルマーニ / リストランテ」から食の課題に向き合う新メニュー「サステナビリティ」
想いをまっすぐに、その名も「サステナビリティ」。
デザイナージョルジオ・アルマーニが監修をつとめるイタリアンレストラン「アルマーニ / リストランテ」のフードロス問題や様々な食の課題と向き合う新メニューだ。今月10日(火)から提供をスタートしている。
今回作り上げた、現在社会が抱えるあらゆる問題に焦点を当てた新メニュー「サステナビリティ」では、「⽇本⽶」「地⽅」「フードロス⾷材」の3つのサポートをテーマに掲げている。
「日本米のサポート」では、イタリア⽶を使うことが通例なリゾットに、⽇本⽶を使⽤。空輸に頼らず、より短いフードマイレージで作り上げる⽇本⽶のリゾットは、環境問題の観点からも地球にやさしい1⽫。
⽇本国内での需要低下がつづくお米。ソウルフードで見事なアルデンテのリゾットを作り上げている。
「地方のサポート」としては、今回「北陸地方」に焦点を当て、コース内で使用されるメイン食材はすべて北陸産のもので統一。ひとつの地域でこれほどまでに豊かな食材が入ることを知ってもらい、料理を通じた地方のパワーと豊かな可能性を表現。
今後の「サステナビリティ」コースでは、季節ごとに異なるエリアをピックアップし、日本の各地方で生産される魅力あふれる食材を発信していくとのことだ。
そして、「フードロス食材のサポート」を、見た目の問題で通常出荷ができない食材を一部の料理に使用することで実現。普段は廃棄となる野菜の切れ端なども出汁として料理に使用し、徹底した「ゼロロス」を実現している。
昨年、「フードロスバンク」協力のもと、フードロス食材を主役としたコースメニュー「ロスフードメニュー」を展開し、大きな注目を集めた同レストラン。
それをきっかけに日本の農業や食材、地球環境に対してより深い関心を抱き、あらためてのタッグを組むことで生まれた「アルマーニ / リストランテ」の新たな試み。
その味は、地球にも“おいしい”が伝わるに違いない。
『アルマーニ / リストランテ「サステナビリティメニュー」』
【メニュー】
高農園のサラダ / スモークハマチ / スナップえんどうのリゾット / 鰆の炭火焼き クレソンソース / とみつ金時 / いちご 酒粕 / カフェ プティフール全6皿
1万2000円(税込・サ別)
【店舗住所】東京都中央区銀座5-5-4 アルマーニ / 銀座タワー 10階&11階
【営業時間】Lunch 11:30-15:00(L.O.14:00)Dinner 18:00-23:00(L.O.20:00)
【定休日】月曜日