どれかひとつでも取り入れるだけで、暮らしはもっと豊かになるんだと思う。
結局のところ、幸せを得るためには何も壮大なことにチャレンジする必要なんてないワケですよ。そう気付かせてくれたのが、「Becoming Minimalist」ライターJoshua Beckerのこの記事。
ひとつひとつの項目は自分自身のマインドによったものだけど、部屋を見回してみても、一緒に暮らす誰かとの関係性に置き換えても、どれもやろうと思えばすぐ生活に取り入れられちゃうシンプルなものばかり。意識の置き場を少しだけシフトしてみてもいいかもね。
01.
毎日"笑顔"を心掛ける
笑うことには、ストレス解消、血糖値の低下、それから顔の筋肉の運動など様々なポジティブな効果がみられます。でも何よりも嬉しいのは、私たちの人生を喜びと希望に溢れるものに変えるチカラを秘めているところ。
せっかくなので、笑顔は毎日意識しましょう。To-Doリストに書き出してもいいくらい。望みをなくしたときこそ、自分に笑顔になる"許可"を与えてあげましょう。
02.
「ひとり時間」を意識的に
本も音楽も雑音も全部取り除いて、ひとりで静かになれる時間を定期的にとりましょう。一度始めてみると、「ひとり時間」がない生活が想像できなくなるはず。
03.
ちいさな「感謝」をたいせつに
毎日誰かに対して、もしくは何かに対して感謝をしましょう。感謝とは、ないものよりもあるものにフォーカスを当てられるようになる行為。すると自然と優しくなれたり、単純に幸せな気持ちになれますよ。
04.
焦るのをやめる
たとえば計画を早め早めに立てたり、あえて早めに帰ったり。そうすると、時間にコントロールが効くようになるでしょう。ひとりの時間も確保しやすくなりますし、より「今」を噛みしめられるようにも。
人生はAからB地点まで、いかに早く進めるかを競うレースじゃありません。ひとつひとつの瞬間をじっくり味わうことに意味があるのです。焦るのをやめてようやくこれに気づけるのです。
05.
月に1度の「断食デー」
宗教でも日の出から日没まで(通常24時間ほど)断食を取り入れていますが、これにはちゃんとした理由が。
人は、断食をすることで自制心や鋭い感覚、そして何かを犠牲にする力を培い、誘惑に勝つ術を学ぶことができます。もちろんスピリチュアルな方法で断食に取り組んでもOKですが、とくにスピリチュアルな理由付けがなくたって大丈夫です。
心、身体、そして魂はいずれにしてもプラスな効果を得られるでしょう。
06.
やらなきゃいけないことを
先延ばしにしない
「先延ばしにする」の反対は、簡潔にいうと「いますぐやること」。そうして後回しにすることで、必要以上にストレスを溜めていませんか?ならば今年は「いますぐやる」ことを癖付けてしまうのがきっと効果的。
今年は「いますぐやる」をマントラとして、自分に唱えましょう。そしてことは何にしろ、すぐにやることを心掛けましょう。
07.
野菜をたくさん摂る
食べる量を減らすよりも、野菜を摂るほうが確実に体重を落とせます。毎食野菜を取り入れたり、スナックに野菜を選ぶことで、不健康なジャンクを体に入れる量を減らしていきましょう。
野菜はエナジーチャージにぴったりな上、食べるだけで自尊心も鍛え上げてくれます。さらには病気にもかかりにくい健康体が築けちゃいますよ。
08.
先人たちの知恵を
生活に取り入れる
世紀を渡り受け継がれてきた書籍には、誰しもが譲り受けたい知恵が隠れ潜んでいます。そこには、時代を超えた「人間の真実」が秘められているのです。確かに200年前と今では世界の映り方は異なるかもしれませんが、人間の魂にはまだまだ通ずるものがあります。たとえば人生はいまでも悲しみ、幸せ、そして希望がありますし、試行錯誤も問われるでしょう?
数百年前に生きた男女の試練を乗り越え方に目を通すと、もしかしたら「今を生きるヒント」が得られるかも。
09.
ポルノを生活から排除
ポルノとは、私たちを現実から遠ざけてしまうもの。
私たちはポルノを見ることで、恋愛やセックスにおいて非現実的な期待を抱いてしまいます。となると消費者は現実世界で満たされないためそこに戻る。これこそポルノの悪循環。
それならポルノが与える一時的な喜びを切り捨てて、現実世界で生きる人たちと幸せな環境を育むことに集中したほうが効率的なのでは?
10.
早めに就寝する
起床してからの1時間の過ごし方は、残りの23時間の心持ちを決定づけます。そしてその最初の1時間を気持ちよく過ごすために必要なのは、質の高い睡眠。
今年は少しだけでも就寝時間を早めるよう心掛けてみましょう。ちょっとした変化が人生にもたらす大きな変化にきっと驚くはずですよ。
11.
キモチのおすそわけ
貧困、教育、孤児のケア、動物、環境(議題はまだまだあるでしょう)…とにかくあなたがアツくなれるものをひとつ選びましょう。そして小切手を切ること。そうすることで、あなたと問題になっている環境のどちらともが恩恵を受けることができるでしょう。
小切手を切るだけでここまで心穏やかになれるのなら、ボランティアに時間と才能を割いたときに感じるであろう喜びを想像してみてください。
12.
せめて月1でデートに出掛ける
結婚相手もしくは恋人とは、せめて月1回ペースでデートに出掛けましょう。デートは絆を深めながら、ふたりで楽しむことができる最高の機会です。「でも出費が…」なんて心配が浮かんでくるのは、ひょっとしたらクリエイティビティが足りていないだけかも?