米・ミレニアル世代で流行りの「Hipcampな週末」
「今のトレンドは、Hipcampだね」
つい先日、東京に遊びに来たアメリカ人の友だちに、若い世代で流行っているものは何か?と聞いたところ、こう答えてくれました。
日本でも、キャンプ版Airbnbと数年前から有名になっているので、知っている人も多いかもしれません。ときに、“一番現実的なノマドライフ”を送れると評判になることも。
このサービスは、2015年に登場したにもかかわらず、今でも人気が上がっているそう。その理由には、デジタルデトックスが関係しているのだとか。
証明されつつある
自然とふれあうメリット
日本と同じくアメリカでも、“ネット中毒”と考えられる人は、年々、増えているそうです。インターネットの利用にともなうデメリットは、これ以外にもあります。
例えば、デートアプリ。コロラド州で行われた心理学会で、Tinderを使っている男性は自尊心が低い傾向にあると、発表されました。もちろん、FacebookやInstagramなどのSNSは、ご存知の通り。
そんなテクノロジーのしがらみから解放されようと始まったのが、デジタルデトックス。実際にストレスレベルが下がると、「Digital Detox® LLC.」はWEBサイトに記載しています。
他にも、自然を重んじるヒッピーカルチャーが見直されている理由は、このムーブメントに影響しているのかもしれません。
つまり、自然に立ち返るメリットが再評価されつつあるということ。だからこそ、「Hipcamp」で週末を過ごすという選択肢が、今、アメリカの若い世代でトレンドになっているようです。
加えて、テクノロジーを使わないことを信条としている、一部のアーミッシュの人たちからは、10年以上も長生きすることを可能にしている遺伝子が見つかったと、ニュースで話題になりました。たくさんの人が、彼らの生き方を参考にしています。
2018年は、少しだけスマホを使わない時間を、あえて楽しんでみるのもアリかもしれません。
「デジタルデトックス」を体現しているアーミッシュ。
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