「あなたの可能性は何点?」人工知能が採点する話題のサービス
誰しも自分の評価は気になるもの。
学生時代は、例えば偏差値や順位といったもので知ることができた自分の現在地だが、大人につれそれは曖昧になる。仕事面の出来不出来だけならまだしも、プライベートや経済面など、あらゆる要素が関わってくる。わかりやすく数値で評価されることが少なくなるのだ。
「今、自分は相対的に見て、何点ぐらいなんだろう?」
そんな漠然とした疑問を持つ人が注目したい、話題のFinTechサービスがある。
その名も『AIスコア』。
なんと、人工知能(AI)が“可能性”を採点してくれるというのだ。
みずほ銀行とソフトバンクが設立したFinTechベンチャーのJ.Score(ジェイスコア)が立ち上げたこのサービスは、AIやデータ分析技術におけるトップレベルのメンバーが開発したという今話題のFinTechサービスだ。
なにやら小難しそう?
いやいや、使い方は簡単そのもの。
誰でもスマホから無料で自分の可能性をスコア化できる。しかも、所用時間はわずか2分程度だ。
意外な質問内容。
『AIスコア』の利用方法は、とってもシンプルだ。
最初にアカウント登録して、チャット形式に18問程度の質問に答えるかたちでプロフィールを入力すればOK。
名前、住所、電話番号といった個人を特定する情報の入力は必要なく、名前のニックネームでOK。安心して利用できる。
プロフィール入力が終了すると、早速下記のように自分のAIスコアが表示される。
上は試しに編集部でやってみた結果。745点……と、ここまでならよくある診断サイトとあまり違いはないかもしれない。『AIスコア』がおもしろいのはここから。
より詳細な情報を入力することで、スコアがアップする可能性があるのだ。
入力できる情報の項目は「生活」「情報連携」「性格」「ウォレット」「ファイナンス」「(より詳しい)プロフィール」の6つ。
例えば、「生活」の項目ではこんな質問が。
「性格」の項目ではこんな質問も。
『AIスコア』は信用力と“将来の可能性”をスコア化している点が、これまでの金融機関とは大きく異なる。生活や性格などカジュアルな質問も多く、自分の状況を振り返りつつ、楽しみながらできる。
もちろん、個人を特定するような質問は一切ないし、信用情報機関に記録が残ったりする心配はないので安心だ。
AIスコアを活用したサービスも
さて、算出されたAIスコアは、“フムフムこれぐらいの点数か”と眺めるだけでなく、「AIスコア・リワード」というサービスを使って、AIスコアに応じてアライアンス企業からさまざまな特典(リワード)が受けられる。もちろん申込は無料。一般には公開されていないリゾートホテルの限定特別プランや、優待や割引クーポン等を特別に提供しているようだ。
今後もJ.ScoreはこのAIスコアを利用したさまざまなサービスをリリース予定。そちらにも期待とともに、まずは話題のFinTechサービスを体験し、自分の可能性を調べてみてはどうだろうか?