福岡女性の「あの噂」は本当だった。いや、それ以上にすばらしかった。
つい一週間前。福岡県・博多駅のスターバックスで、わたしは「オードリー・ヘップバーンの言葉」を紹介する記事を書いていました。
その中に、ひっかかるオードリーの言葉があったんです。
その言葉とは……
セックス・アピールというのは、
心の深いところで感じるもの。
見せるよりは、
感じさせるものなのです。
いわく、「セックス・アピールに必要なのはベッド・ルームじゃなくて、服を着ていても、それを感じさせることはできる」と。
あの記事では、オードリーの言葉を紹介するとともに、自分でキャプションも加えていました。けれどこの言葉の部分だけ、公開日の前日になっても空いたまま。腑に落ちる表現を、探っていたんですね。
答えが出ずに、悶々としたまま夜を迎えます。すると……
その言葉を体現する女性たちに
出会ってしまいました。
(先に言っておくと、「セックス・アピール」とはすこし違うんですけれども)
ひょんなことから、福岡の女性たちとお酒を飲みに行く機会に恵まれました。しかも、東京で聞いていた噂どおり、本当に本当に、みんな綺麗で美人な人ばかり!(これは本当にびっくりしたので、もうちょっとしっかり研究したい)
ずーっと見とれながら楽しく飲んでいたんですが、ふと気づくわけです。
福岡の女性、
飲み会ですごい働くな……!
メニューを持って常にみんなのグラスの酒残量を確認、だれかが追加オーダーをするとなったら店員さんのところまでサッと移動、お鍋がきたらテキパキと火加減調節、時間の深さと飲み会のテンションに合わせたお料理のチョイス、次のお店の予約……。
でも会話はしっかり盛り上げる!し、お酒も強い!(し、ちゃんと下世話っぽい話題にも対応可)
すごいのが、わたしは注目していたから気づいただけであって、これらをぜんぶ「さりげなく」やるんです。「それで、どうしたと?」ってだれかの真剣な話しにも、ちゃんと相槌を打ちながら。(にしても博多弁かわいい!)
これって、
オードリーが言っていたやつ!?
その気配りは、お店を出たあとまで。タクシーを拾うのも、運転手さんに行き先を伝えるのも、角を曲がるまで全力で手をふるのも(!)しっかりやってくれた博多の女性たち。全員がちゃんとそれぞれの方向のタクシーに乗るまで、極寒のなか、穏やかな笑顔で見送ってくれたんです。
わたしは、昼間に自分が書いていたオードリーの記事のことを思い出していました。「あの言葉は、このことだったんだ」と!
そう、本当にセクシーに見えるんですよね。いやらしい意味ではなくて。さりげなくだれかをおもてなしするって、とても色気のある行為なんだなと学びました。しかも(何度も言いますが)みなさん本当に綺麗で美人。
ホテルに戻り
急いで記事を完成させました。
この感覚冷めやらぬうちに!と、ホテルに戻って記事の空いていたところに文章を書き加えたわけです。思いがけず福岡の女性たちによって、オードリーの言葉をあらためて学んだ、すてきな夜でした。
あれは…… 好きになっちゃうよ!!!!
そうそう、飲み会で「彼氏いるんですか?」って片っ端から聞いてみたんですが(一応、自分女なんですけれども)、揃いも揃って「いない」とのこと。驚いていると、ひとりの福岡女性からこんな答えが。