近いようで遠い「アジアの秘境」に暮らす人々──。

ロンドンを拠点に活動をするフォトグラファーChristopher Wilton-Steerさんがカメラを構えるのは、名前は聞いたことがあるけど、なんだかイメージは湧いてこない…という国ばかり。

現実とは異なる印象を覚えられやすい場所を撮り、その被写体の魅力と写真の力強さで、多くの人の考えを変えたいのだとか。さらには、旅をしている気分になってもらいたいそうです。

治安が悪い「アフガニスタン」
経済が悪い「タジキスタン」

ここで取り上げるのは、ビザを取得するのもかなり難しいと言われている「アフガニスタン」と、ソ連の支配から独立することはできたものの中央アジアの貧国として知られる「タジキスタン」の国境付近。

国境沿いには、しばしば領土問題がまとわりつきます。だけど、元々一緒に生活をしていた、わだかまりはなかったという発言を耳にすることも。アフガニスタンとタジキスタンの間に暮らす人々は、どんな様子なのでしょうか。

紛争による悲しみよりも、笑顔から溢れる優しさが印象的。

アフガニスタンやタジキスタンを訪れた経験のある人は、少ないかもしれません。あまり情報を得られないがゆえに、そこは秘境のようにも感じます。加えて、その地域に根付く民族衣装も、神秘的な雰囲気を醸し出します。

ChristopherさんのInstagramでは、あなたの知らない国への旅を体験できますよ。

さらに、Christopherさんは3月22日〜4月24日の間に、ロンドンのRoyal Geographical Societyにて、展示会「The Artisans of al-Darb al-Ahmar: Life and Work in Historic Cairo」を行うそうです。

Licensed material used with permission by Wilton Photography(HP), (Instagram)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。