離婚の原因は、たっぷり盛ったサルサでした
もしかしたら、新婚ホヤホヤのお二人には向かない料理かもしれません。なぜって、このメキシコ料理の名前はズバリ「離婚した卵」だから。ね、縁起でもないでしょ?
なんともへんてこなネーミングですが、その味はお墨付き。目玉焼きやスクランブルエッグに飽きたら、卵を使ったこんな朝食メニューにもトライしてみて。
ところで、なんだって「離婚」なんでしょう。
離婚の原因?
それは……
“たっぷりサルサ”に聞いてくれ
スペイン語で「ウェボス・ディボルシアードス」。フライパンでトルティーヤの上に2つの卵を割り入れて、卵がそれぞれ離れてしまうほどたっぷりのサルサを加えて煮るのがこの料理。そう、ふたつの卵の運命を引き離してしまうほどの。
これが名前の由来。どうです、納得?
さてさて、気になる味はといえば、さっぱりした清涼感と突き抜ける辛さが合わさり、スッキリ目がさめる、まさに朝にもってこいのメニュー(刺激ありすぎ?)です。
ソースには緑色のトマトを使うこともあるようですが、今回はアボカドのソースでアレンジ。また、トルティーヤはトマトソースで煮るよりも仕上げにトッピングした方がつくりやすいため、簡単なレシピにアレンジしました。
材料
アボカド:1/2個(つぶす)
A オリーブオイル…大さじ1/2
A 醤油…小さじ1
A タバスコ…適量
A 塩、コショウ…適量玉ねぎ:1/4個(みじん切り)
ニンニク:1かけ(みじん切り)B トマト水煮缶:1/4缶(100g)
B コンソメスープの素:小さじ1/3
B 輪切り唐辛子:小さじ1/5塩、こしょう:適量
オリーブオイル:大さじ1/2
トルティーヤ:2枚
卵:2個
オリーブオイル:適量
パクチー:適量(2cm幅に切る)
作り方
【1】フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、ニンニクを入れて中火で熱し、玉ねぎが透き通るまで炒めたらBを加えて1/2量になるまで煮詰め、塩、こしょうで味を調える。
【2】フライパンにオリーブオイルを引いて中火で熱し、トルティーヤをしいて卵を割りいれる。フタをし、弱火で5分ほど蒸して白身に火を通す。
【3】片方にアボカドとAを混ぜたソース、もう片方に1のソースをかけ、パクチーを散らして出来上がり。