キャニオニングとはちがう!? 浜松で「シャワークライミング」を体験したら、きっと笑いがとまらない

2020年東京オリンピックから正式種目にもなったし、ここ最近「スポーツクライミング」の話題が増えましたね。でも、同じくらい気になるワードを見つけてしまいました。それが、「シャワークライミング」。

渓流のなかを冒険するのがめちゃくちゃ気持ちいい〜と、数あるアウトドアレジャーの中でも盛り上がりを見せている水遊びのひとつです。

静岡県の西部を中心に、20年以上アウトドアプログラムを手がけているクリークサウンドさんに、浜松で体験できるシャワークライミングのおもしろさを教えてもらいました。

関東地方からもそう遠くはないし、天竜川流域でザブザブしたい!

水しぶきで童心に帰る
いいぞ、シャワークライミング

©2018 クリークサウンド

勘のいい人ならお気づきかもしれません。「え、それって沢登りのこと?」。

そうです、平たく言うと「沢登り」なんですが、ちゃんとガイドさんについてもらい、専用のウエアや器材を身につけて楽しむスポーツが、シャワークライミングなんです。

「日本では一般的に、シャワークライミングは登り、キャニオニングは下りと捉えられていますが、シャワークライミングはおそらく日本特有の山登りの方法である『沢登り』を、どなたかが英語表記した造語ではないかと思います。英語圏の人たちにとっては、登って遊ぶのも下って遊ぶのも、沢遊び=キャニオニングなんですけどね」

と、クリークサウンドの寺田さん。

なるほど……日本特有の造語だったんですね。でも、キャニオニングより「シャワークライミング」という呼び方のほうが、どんな遊びかイメージが湧きやすくてイイと思います!

©2018 クリークサウンド

とは言え、シャワークライミングは渓流の流れに逆らっていくので、水遊びのなかでも体力と気合いが必要な部類。

徐々に慣れていくために、透明度の高いプールで遊んだり、ロープを使ったスライダーで遊ぶ時間もあります。

登ったご褒美に
天然ウォータースライダー

©2018 クリークサウンド

登りを攻めるだけではさすがにストイックすぎるので、自然のウォータースライダーや滝壺ダイブもできます。運が良ければ、ロープでクライミングしている時、滝にかかるキレイな虹も見られるかもしれません。

この最高のザブザブ感はなかなか体験しないと分からないので、リピーターが多いのも特徴だそうです。

©2018 クリークサウンド

登っていくので、源流に近づくほどに透明度が増すわけです。安易にこの言葉だけは使うまいと思っていましたが、やっぱり使います。

マイナスイオンが、すごい!!

「友だちと爆笑しながら」が
オススメです

©2018 クリークサウンド

山遊びも水遊びもだいたい楽しいものですが、シャワークライミングやキャニオニングは、とくに「笑い」がとまらない。

山の景色、渓流の音、思うようにいかない水の中、焦る自分、はしゃぐ自分、もう全部が非日常で、友だちと一緒に行ったら1日中笑いっぱなしなのが想像できるでしょ?

 

申し込みには事前予約が必要で、新東名「浜松浜北IC」から車で30分ほどの場所にある「クリークサウンド龍山ベース」に集合。そこで安全講習を受けてからツアーが開始します。料金は大人1名10,000円〜(詳細はこちら)。

一度体験したらクセになってしまい、関西地方から遊びにくる人も多いみたいです。繁忙期でなければ指定の駅まで送迎してくれるサービスもあるそうなので、車がない人も一度お問い合わせを。

Top photo: © クリークサウンド
取材協力:浜松市
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。