お茶の街、静岡・島田市で楽しむ本格「お茶スイーツ」8選

静岡県島田市で出会う緑色のスイーツたちは、どれも“地球上でもっとも緑茶を愛する街”の看板を背負っています。だからこそ、こだわりがつまった逸品ぞろい。

島田のお茶スイーツを、現地で楽しむ編とおみやげ編に分けて集めてみました。まずは、気軽に楽しめるスイーツから、世界に誇る島田のお茶を楽しんでみませんか?

〜現地で楽しむ編〜

和らて(いっぷく茶処やませき/cafe TRUNK)

©2018 島田市

川根茶専門店とカフェがコラボしてつくった新食感ラテ。

なにが新食感かというと、底の部分に注目してみてください。ドリンクの中につぶあんやお茶ゼリーが入っています!2店の得意分野を生かした自慢のドリンクは、左から2つ「ほうじ茶&あずき」「抹茶&あずき」は「いっぷく茶処やませき」で、右の「エスプレッソ&お茶ゼリー」はお隣の「cafe TRUNK」で販売中。各500円(税込)。どれもこの夏(2018年)新登場、10月末までの限定販売です。


SL ソフト(いっぷく茶処やませき)

©2018 島田市

ソフトクリームって、地域の特徴が顕著にでる食べ物のひとつではないでしょうか。島田はやはり緑茶で勝負!ソフトクリームの上には、濃厚な川根産の粉末緑茶とともに地域を象徴するSLクッキーが。「SLソフト」(350円・税込)は、見た目にも楽しめるかわいいスイーツです。


エメラルド(和仏蘭西料理 ル・シャン)

©2018 島田市

澄んだ緑色が印象的なこちらは、和仏蘭西料理のお店「ル・シャン」が手がけるケーキ「エメラルド」(380円・税込)。宝石のエメラルドグリーンが表現されていて、グリーンの部分はお茶のジェル。中には、抹茶ムース、ゴマのブリュレ、栗といった和のスイーツが入っています。店内注文、テイクアウトが可能(一週間前までに要予約)。

ほか、ドーナツやパウンドケーキなどの抹茶が入った焼き菓子も人気です。


お茶!トースト & お茶!ミルクティ(ポプリ)

©2018 島田市

地元で愛される喫茶店「ポプリ」で楽しめるのは、「お茶!ミルクティ」(580円・税込)と「お茶!トースト」(520円)。どちらも静岡産業大学の学生と開発した「お茶!ミルクジャム」(650円)を使用。「お茶!ミルクジャム」は、粉末茶や豆乳で作られたとってもヘルシーでやさしい味わい。試行錯誤した結果、見た目も味も納得できるものに仕上がったんだそうです。


抹茶たいやき(たいやきや)

©2018 島田市

60年近く続く「たいやきや」の「抹茶たいやき」(150円・税込)は、抹茶の風味を楽しめると人気です。“たい”の周りについた大きな羽根もポイントで、パリッパリの羽根とずっしり入ったあんこに大満足間違いなし。イートインもテイクアウトもOKです。

〜おみやげ編〜

ちょっぴり贅沢なおとなの抹茶生チョコ(和茶倶楽部)

©2018 島田市

世界緑茶コンテストで最高金賞を受賞した「和茶倶楽部」が納得いくまでこだわりぬいたチョコレート。その名も「ちょっぴり贅沢なおとなの抹茶生チョコ」(9粒入り1500円・税込)です。生チョコに混ぜることができる抹茶の限界量に挑み、抹茶スイーツに抱いていた違和感をすべて解決。抹茶好きも唸る逸品です。「焙茶生チョコ」「甘酒生チョコ」もあり。


生くりーむ大福(龍月堂)

©2018 島田市

銘菓からお茶の間で親しまれるようなお菓子まで種類が豊富な老舗店「龍月堂」で絶対おさえておきたいのが「生くりーむ大福」(160円・税込)です。なんせ、ここは生クリーム大福発祥のお店なんだとか!自慢は、あんこの中に閉じ込めたふわふわのクリームと口当たりの良さ。抹茶味のほか、プレーン、コーヒー味もあります。


お茶羊羹(三浦製菓)

©2018 島田市

「三浦製菓」が手がける「お茶羊羹」(5個入り540円・税込、2018年10月1日より5個入り594円に変更)は、川根茶の新芽の風味を閉じ込めた一品。甘みと渋みが絶妙で、茶処の銘菓として静岡県民に愛されています。容器を下から押し上げて食べるスタイルも人気のひみつ。世代を超えて伝え続けたい逸品として「島田の逸品」に認定されています。


これだけ見ても、島田のお茶は色んな姿に形を変えて親しまれていることがわかります。島田でのちょっと特別な「お茶スイーツ」体験は、きっと旅の思い出に華やぎを与えてくれるんだと思います。

Top image: © 2018 島田市
取材協力:島田市
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。