赤ちゃんを連れてアメリカ・ロードトリップ。そのための「サバイバルTips」

赤ちゃんと一緒の旅行に「ロードトリップ」という選択肢はありますか?食事やお昼寝、おむつ替えのタイミング……数えきれない不安がよぎるかもしれません。

7月、生後11か月の息子とテキサス州オースティンからネバダ州ラスベガスまで、9日間のロードトリップを敢行しました。その時に感じたのは、ロードトリップならではの赤ちゃん連れ旅行の醍醐味です。

日々の子育てのドタバタから非日常の世界へ旅立つことで心もリフレッシュ。ちょっとした工夫が旅をグッと楽しく、そして気軽なものにしてくれました。その経験から伝えたいロードトリップを楽しむTipsをお届けします。

車両手配はレンタカーより「Turo」で!

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まずは車の手配から。

到着した空港でのレンタカー手配が一般的ですが、今アメリカでサービスが拡がっているカーシェアリングサービス「Turo」も選択肢の一つです。個人間で車を貸し借りできるAirbnbの車両版といえばわかりやすいのではないでしょうか。

最大の特徴はレンタカーよりも料金が圧倒的に安いこと。ロードトリップともなれば長期のレンタルになり費用もかさむので、コスト面を抑えられるのは助かります。

借り手はウェブサイトでレンタル期間や車種といった項目で車を検索します。赤ちゃんを乗せるために必要なチャイルドシートも条件に入力すれば用意できる車両をリストアップ可能(費用はオーナーによって様々)。

オーナーとのメッセージのやりとりに必要な英語が少し話せれば、送迎をお願いしたり現地情報を教えてもらえたりと、「人」対「人」ならではの旅の楽しみが増えるかもしれません。

宿泊はAirbnbのフルキッチン

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私の場合、9日間の旅程では、ホテルとAirbnbの宿泊を交互に織り交ぜながらスケジュールにゆとりを持つことを意識しました。赤ちゃんと一緒の旅で痛感したのは、ホテルよりもAirbnbのほうが居心地が良かったことです。

理由はキッチンで息子用の離乳食を調理できたから。まだ大人と同じ食事ができない息子のためにパウチや瓶タイプの市販のベビーフードを大量に用意して臨んだものの、いつもと異なる食生活の変化に体調を崩してしまいました。鍋で調理する普段の離乳食に戻したところ、すぐに回復。自分たちだけ美味しいものを食べている、という罪悪感も払拭できました。

空調も乾燥が気になるホテルと比べて、自己調整できるAirbnbが赤ちゃん連れには大助かり。騒音といった点でも心配ありません。ホテルの場合、エレベーターそばの部屋になると廊下を通る他の宿泊客の足音や話し声が赤ちゃんを起こしてしまうこともあったりするので、予約の際はエレベーターから遠い部屋の希望を出しました。

アメリカのホテルは事前にリクエストするとベビーベッドを無料で貸出してくれるところがほとんど。私はパック&プレイ(Pack 'n Play®)という折り畳み式ベッドを車に積んで移動しました。

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大手ホテルチェーンレストランなら
「おむつ替え」が可能

旅行では料理に舌鼓を打つのも醍醐味。ただし、ローカルレストランの場合は化粧室に赤ちゃんのおむつ替えスペースがない場合もあります。

そこでおすすめなのが休憩時の大手チェーンレストランへの立ち寄り。高確率で、ベビーチェンジングステーションが設置されています。簡単に済ませられる状況にない時は、やっぱり設備の整った施設の利用が安心です。

スナックやエンタメコンテンツ準備の重要性

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今回のロードトリップでは、途中に有名なルート66も通過。どんなに走っても荒野と砂漠、牧場の繰り返しが延々と続く道。大人は景色を楽しめるけれど、赤ちゃんには伝わりにくいその感動。息子にとってはカーシートに延々と座り続けなければいけない苦行です。

そこで重宝したのがスナックとYouTubeなどのエンタメコンテンツ。スナックは、アメリカでも買えるおせんべいタイプで時間を稼ぎ、気分転換に口の中に入れると溶けるタブレットタイプも用意。動画は息子のお気に入りの子ども向けYouTube動画の複数バージョンを事前にダウンロードしていました。砂漠という土地柄、1〜2時間走り続けてもスマホの電波はつながりません。

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クーラーボックスと氷結ペットボトル

夏だからこそ大活躍だったのが「クーラーボックス」。保冷剤の代わりに使ったのは宿泊先で前日夜から凍らせておいたウォーターペットボトルです。溶けてきたボトルは飲料水に早変わり。ボックスの中には、Airbnbのキッチンで作った離乳食を小分けにして貯蔵し、食べる時に立ち寄り先のレストランの電子レンジを借りて温め直しました。

この旅を計画する時、フライトかロードトリップかで迷いました。フライトを選択した場合のメリットは時間の節約。でも、結果的には荷物の量や周囲を気にせず自分たちだけの空間で、スケジュール的にものんびり楽しめるロードトリップにして本当に良かったと思います。

道中、気になる場所に立ち寄ったり、休憩も息子のペースに合わせられたのは車ならではのメリット。赤ちゃんとロードトリップ、チャレンジしてみませんか?

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