シューズの「センチ」を「USインチ」に変換する簡単な方法
ジーンズやチノパン、ワークシャツなど、アメカジの定番アイテムの多くは「センチメートル(cm)」ではなく「インチ(inch)」でサイズが表記されています。
日本ではあまり馴染みのない単位であり、ネットで購入する際などは実物を手にとったり試着ができるわけではないので、不安に感じる人も少なくないかもしれませんが、「1インチ=2.54センチメートル」(※以下、センチ)と覚えておけば、それほど違和感のないサイズを選ぶことができるでしょう。
ただ、インチで大きさが表示されているアイテムのなかで気をつけなければならないのが「シューズ」です。
上の写真のサイズ表示を見てください。
US、つまりアメリカのサイズでは「8.5(インチ)」とプリントされています。「8.5インチ」はセンチに換算すると「21.59センチ」。
しかし、併記されている「CM(センチメートル)」表記では「26.5」とあります。
その差、じつに約4.5センチ......。
なぜこのような違いが生まれるかというと、靴のセンチ表示とインチ表示では、計測する際の“起点となるポイント”が異なるからです。
複雑な説明と計算が必要なのでここでは割愛しますが(笑)、靴のセンチ表示をUSサイズのインチに変換する簡単な方法をお伝えします。(※1)
「センチ表示の10の位と1の位(小数点以下も含む)を足す」ことで、USのサイズ(インチ)を割り出すことができるのです。
たとえば、普段「28センチ」のシューズをはいているなら「2+8=10」でUSサイズは「10インチ」となり、「25.5」ならば「2+5.5=7.5」となり「US7.5」を選べば違和感なくはくことができるでしょう。
もちろん、メーカーやモデルによってサイズ感やはき心地は様々なので、試着するのがいちばんではありますが、覚えておいてソンはない豆知識だと思いますよ。
※1/あくまでも目安としてお考えください。
※上記、諸説あり。