10年前に「自然を創る」構想をしていたスヴァールバル世界種子貯蔵庫

様々なテクノロジーが発展したことによって、今や自然は「保護される」ものから「創れる」ものになっています。

とまあ、ちょっとエラそうに語りましたが本当に変わってきていると思います。だから、「World Topics」では「自然を創る」プロジェクトに少しだけフォーカスしてみました。人工の花や光合成するカーテンといった具合に。詳しくはコチラにまとまっています。

本題に入るまで長くなりましたが、「自然を創る」という意味では絶対に見逃せない場所があります。

スヴァールバル世界種子貯蔵庫です。

北極圏に位置する諸島にあり、完成したのは2008年。もう10年以上も前ですね。農作物が絶滅したときに備えて、現在は約98万の種子サンプルが保存されているんです。

言い換えれば、失われた自然を再び創るときのためにできた種子の「ノアの箱舟」。未来にも私たちが生きている現在の自然は遺されていきます。

Top image: © Crop Trust
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。