ミラネーゼの空中庭園はこうなる
昔っからの街並みを今も残すミラノ。2019年に、ある空中庭園が建設されます。
“空中”と言っても、ラウンドアバウト(信号のない交差点)の中心に建てられるため、高さはありません。2階建です。いきなり高層ビルを建てるわけにもいきませんからね。
ミラノらしさを保ちながら、自然を創り、たくさんの人にとっての憩いの場所にするのが目標。そのために、街の雰囲気を壊さない工夫が施されています。
下のイメージ画像を見ていただければわかると思うのですが、空中庭園の1階部分はボウルみたいになっています。クルマが排出するガスを効率よく上に逃がし、木々に吸収してもらうためです。おかげで、庭園の中に汚染ガスが蔓延するのも防いでくれるメリットもあります。