男目線でアガる!小林健太が手がけたミリタリー調の抱っこ紐(本人も愛用)
人にもモノにもストーリーがある。逆に言えば、ストーリーがないモノに僕らは惹かれない。
そんなストリート世代特有の価値基準はパパになっても健在。どんな時代でも軽やかに柔軟にマイウェイを貫いてきた、ストリート世代パパたちが選ぶ、男ゴコロをくすぐる家事・育児グッズを紹介します。
題して「DADTOOLS」。
実用性とうんちくのハイブリッド。ママも必見、スタイルのあるパパたちのモノ選び。第2弾はサイクルショップオーナー小林健太さん。
東京バイクカルチャーの震源地のひとつとして、多くのファンが集うtempra cycle。小林健太さんは、幼少の頃からバイクやカスタムにハマる根っからのカスタムホリックだったそう。
子どもの誕生をきっかけに自転車だけでなく、子ども用グッズの製作にも注力。ギア好きパパたちを虜にする育児グッズがずらりと並ぶ店内は、まるでセレクトショップのようです。
米軍規格の部材を用いた
カスタムを楽しむ抱っこ紐
そのひとつ、「BABY ARMOR」が小林さん推奨の育児グッズ。軍用の防弾ベストに着想を得てつくりあげた前代未聞の抱っこ紐です。
見た目のインパクトもさることながら、米軍規格の小物をアタッチできるだけでなく、生地、テープ、バックルなどの部材もすべてミルスペック規格(米軍装備品の耐久性能に関する規格)に準じたものを用いるこだわりよう。
堅牢でゴツいイメージとは裏腹に、赤ちゃんの肌が触れる内側はノンホルマリン加工のコットンを採用。製造もすべて国内の工場に受注して仕上げています。抱っこ紐としての実用性をしっかり伴いながら、徹底したこだわりと遊びの要素が詰まった、これぞ男ゴコロをくすぐるアイテム。
誰かと一緒じゃつまらない
ストリート世代パパたちへ
自転車にも通ずることですが、安全性の追求だけを考えればどうしたって大手メーカーには敵わない。けれどユーザーからすれば、そこを追求しすぎるあまりどれも画一的に思えてしまうのも事実。
「他と一緒だとつまらないし、愛着もわかないですからね」。
生地は信頼のメイド・イン・USA、製造は顔の見える国内の工場で。一定の安全性や安心感は担保しつつ、身につけることで気分がアガる。使うことが喜びに変わるギアづくりこそが小林さんのモットー。
「だからこそ、プライスレンジも少し我慢すれば手が届くくらいのところを狙っています。少しでもいいスニーカーを買うために昼メシ我慢する、みたいなノリをいまだに大切にしています(笑)」。
BABY ARMORで出かければ「それ、どこのですか?」と、先々でパパたちに声をかけられるというのも納得です。
BABY ARMOR 2万4800円(税抜)
素材にはナイロンの7倍の強度を備えたコーデュラナイロンを使用。6色展開。首が完全に座った乳児から体重12kgまでの幼児に適応。詳しくは公式サイトでチェック。