廃プラで新条例。オーストラリアの「バルーンリリース」禁止

オーストラリアのフリーマントル市議会は、市内における「バルーンリリース」を禁止する条例を可決。港湾都市として、海や海洋生物など環境に配慮した政策に取り組む。

世界各国で官民が取り組んでいる「廃プラスチック」。飲食店の容器やストローといったものだけでなく、その流れは「風船」にまで及んでいる。フリーマントル市は、数ヵ月以内に施行する見通しで、違反者には約88USドルの罰金を課す予定だ。お隣のコテスローでは、2017年にバルーンリリース禁止が始まっており、西オーストラリア州では二都市目の取り組みとなる。

最終的に、風船がどこへたどり着くかわからないリリース行為。仮に、環境に害の少ない材料が使用されていたとしても、海洋生物の体内に取り込まれてしまう問題を考慮するなども必要だろう。

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