イリノイ州で進むトイレの「ジェンダーニュートラル化」
アメリカのイリノイ州知事は、州内の個室トイレを「ジェンダーニュートラル」にする法案に署名。2020年1月1日から施行される見通しだ。
法案の対象となるのは、イリノイ州の公共施設や宿泊施設で新設される個室トイレ。出入り口には、性別を特定しない標識の設置が必要となる。個室は原則一人で使用するものとし、使用者が補助を必要とする場合に限って家族やヘルパーなどの同伴が認められる。同州のノース・ウェスタン大学は、国内で最も早い段階でキャンパス内に設置した大学のひとつだ。
アメリカでは、5年ほど前から普及が始まっていて、性的少数者だけでなく、身体にハンディキャップのある人など、多くの人に配慮している。
Top image: © 2019 TABI LABO