「まばたきでズームアップ」できる「コンタクトレンズ」が登場

アイウェアにさらなる進化がもたらされた。

カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者らが科学雑誌「Advanced Functional Materials」に発表したのは、2度のまばたきによってズームインするコンタクトレンズ。人間の目を模して生成されたレンズを装着すると、眼球運動の際に発生する電気信号を受けてレンズが焦点距離を自動で合わせてくれるというもの。

実現にはバイオミメティックス(生物模倣)の技術が活かされている。昆虫や鳥、魚など生物の構造を模倣し、活用しようという技術だ。ハチドリのホバリングを応用したドローン、キリギリスの特性を活かした補聴器など、自然の叡智に学び応用した未来テクノロジーは枚挙にいとまがない。

革新的なアイデアの裏側にどんな自然界からの模倣があるか。そこに着目しながらテクノロジーを追ってみるのも一興では?

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。