街全体で「サステナビリティ」に取り組む、ヘルシンキの新サービス

フィンランドの都市・ヘルシンキがはじめた取り組みが話題となっている。そのサービスの名は「Think Sustainably(シンク サステナビリティ)」。

ウェブやアプリを通じて提供されるこのサービスは、タウンガイドのような体裁でありながら、リサイクルや省エネに配慮したカフェやレストラン、バーといった飲食店をはじめ、宿泊施設やショップなどがリストとなって表示されるというもの。

市民や観光で訪れた人々が、日常の生活や観光に役立つ情報を手に入れつつ、ヘルシンキが目指すサステイナブルな社会の実現を後押しし、“持続可能”な活動をおこなう企業や団体をバックアップするのが目的とのこと。

ヘルシンキのプロジェクト担当者は「この取り組みをきっかけに、さらに大きな自治体、そして国や世界全体がサステイナブルなものになることを祈っています」とコメント。

自治体発信による企業を巻き込んだこのサービスが、今後どのような展開をみせるのか注目したい。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。